句読点「、」「。」と長音「ー」、「は」「を」「ず」「づ」を入力したい。

ここでは、ひらがなを入力するときに、わかりにくい点、
つまずきやすいポイントについて説明しておきましょう。

その後で、ローマ字入力の練習をしてみたいと思います。

句読点と横棒

文章の途中に打つ読点「、」(テン)と
文章の最後に打つ句点「。」(マル)です。
この文章にも登場しましたね。
句点と読点を入力するには、
日本語入力がオンになっているときに、
右下のキーを押します。
“ね”の上のテンが書いてありますよネ。そのキーが読点です。
そのとなり、”る”の上にマルがあります。それが句点です。

カタカナでは、音をのばす棒がよく登場します。
キーボードの横棒です。
この横棒を入力してみましょう。
日本語変換がオンになっているときに
左上にある”ほ”のキーを押します。

句読点と横棒は、これで入力だよ

 

3つのキーを紹介したので
ひらがな入力に必要なキーは、22個になりました。
これ以外にも、いくつか必要な記号がありますが
とりあえずはこのくらいで大丈夫でしょう。
残りは、part6. 色々な種類の文字を入力するで説明します。

 

「は」と「を」

さて、ひらがなを入力するとき、
みなさんが意外と間違えやすいポイントがあります。
今度は、それを取り上げてみましょう。
読み方と文字が違う場合です。

例えば、「空は青い」なんて場合の”は”です。
この例文は、「そら わ(WA) あおい」と読みますよネ。
でも、書く時には”わ(WA)”ではなく、”は(HA)”と書きます。

同じように「父を呼ぶ」という文章は
「ちち お(O) よぶ」と読みますけど
書く時には、”お(O)”ではなく、”を(WO)”になります。

改めて言うまでも無いことなんですけど
パソコン教室の生徒さんでも、間違える人が意外と多いんです。

 

「ず」と「づ」

もうひとつ、”ず(ZU)”と”づ(DU)”についても取り上げておきましょう。
どちらも読み方は同じなんですけど、使い分けなければいけません。
“じ(ZI)”と”ぢ(DI)”なんて言うのもありました。
手書きで文章を書くときにも間違えやすいんですけどネ。

ただし、これはあまり意識しなくても大丈夫かも知れません。
最近の日本語変換機能は、この2つを間違えても
正しい漢字にちゃんと変換してくれるからです。

 

練習方法

1.あらかじめ日本語変換をオンにしておく
2.問題の右にある”入力するトコロ”をクリック
3.カーソルが表示されたら、ローマ字を入力
4.自動的にひらがなになるので、確定の[Enter]を押す
5.次の問題に進む

練習問題

No 問題 入力するトコロ 日本語 ローマ字
1 はとが、とんだ。 鳩が、飛んだ。 HATOGA、TONNDA。
2 あめが、ふる。 雨が、降る。 AMEGA、FURU。
3 いぬが、ほえる。 犬が、吠える。 INUGA、HOERU。
         
4 きーぼーど キーボード KI-BO-DO
5 しーふーど シーフード SI-FU-DO
6 かーれーす カーレース KA-RE-SU
         
7 そらはあおい 空は青い SORAHAAOI
8 なつはあつい 夏は暑い ANTUHAATUI
9 ちちをよぶ 父を呼ぶ TITIWOYOBU
10 ごはんをたべた ご飯を食べた GOHANNWOTABETA

このボタンを押すと、入力した内容をすべて消します。
もう一度、はじめから練習したい時に押しましょう。