変換操作のまとめ。

ひらがなを漢字まじりの文章に変換する方法を解説しました。
覚える操作は、とりあえずこのくらい。
ちょっとここで、整理しておきましょう。

・ひらがなを入力したら[変換]キーで変換する
・[変換]キーを繰り返し押すと、次々と候補が表示される
・入力間違いが見つかったら、[ESC]キーで前の状態に戻す

・欲しい文字が見つかったら、最後に確定の[Enter]キーを押す

・[F7]キーでカタカナ、[F10]キーで英数字

・文節ごとに変換すると確実
・慣れてきたら、長めに文章を入力しよう
・[←][→]キーで、変換対象の文節が変わる
・[SHIFT]+[←][→]キーで、文節の範囲が変わる

新しく登場したキーも5つだけです。

操作は合ってるはずなんだけど
どうしてもうまく変換できないという人は
次の2つの問題を考えてみてください。
変換がうまくならない人は、
こんなトコロでつまずいているコトが多いようですヨ。

入力間違いを減らそう

まず最初の問題点。
何度も言いましたけど、ひらがなの入力間違いはありませんか。

ひらがなの間違いが多い人は、
ローマ字の入力をおさらいしてみましょう。
案の定「引っかかるポイント」で引っかかっていたり
“っ”のような小さなひらがなで失敗していませんか?
また間違えるときは、いつも同じパターンじゃありませんか?
それをちゃんとふまえて、もう一度ローマ字の練習をやると
効果的だと思います。

こまめに変換するのが確実です

もう一つの問題点は、文節の区切りについて。

文節の区切りが、うまく修整できない人は
焦らずに、こまめに変換するのが確実です。

実は、私も昔のクセが抜けなくて
結構こまめに変換してるんですが
それでも手書きよりも早く入力できます。

100点を取ることを目指しても意味がありません。
メールを出したり、たくさんの文章を書く中で
少しづつ慣れていけば良いと思います。

[ESC]キーの使い方を覚えよう

これらの問題点の以前に、
自分が、どこを間違えているか良くわからないと言う人は
[ESC]キーの使い方を覚えましょう。

[ESC]キーは、変換動作を取り消すためのキーです。
[変換]キーを押した後にこのキーを押すと
変換前の状態に戻ります。
どうもおかしいと思ったら、[ESC]キーを押して
じっくりと原因を調べてみると良いでしょう。

間違いが分かったら、[BackSpace]キーと[←][→]キーで文章を修正します。
この操作は、Part3で詳しく説明したので、
そっちを読んでおさらいしてください。


漢字への変換で覚えておくコト、結構少ないでしょ。
よく分からなくなっても、カンニングすれば済むでしょう。
こまめに文節を区切るなら、[変換]キーと[ESC]キーだけで
できるはずです。
うまく行かないとしたら、もうちょっと練習してみてください。

練習量が重要です

学校を卒業したばかりの新入社員が
あなたの部署に来た場合を想像してください。
最初は、仕事が何もできないで「とりあえずパソコンでも」と
ワープロをやってもらいますよね。
すると、最初はたどたどしくても、
1週間もすればバリバリ使えるようになります。
パソコンが苦手なあなたにとっては、これは脅威かも知れません。

でも、考えてみれば当たり前なのです。
彼らにしてみれば、他にするコトもないので、
1日中ワープロをやる訳です。
1日8時間として、1週間で40時間。
これだけ練習したら、誰でも覚えてしまうでしょう。

一方、あなたはどのくらい練習しましたか。
10分くらい?

パソコン教室に通っても、文章入力の練習はほんのわずかです。
週に一度では、練習時間もたかが知れています。
1週間で40時間の人にかなうわけがないのです。
一日中パソコンの練習をする必要はありませんが
それでも、できるだけ練習量を増やす必要はあるでしょう。
1日30分でもかまいません。

時間が取れないのなら、メールを出したり
掲示板に書き込んだりすれば良いのです。
仲間同士でメール交換すれば、かなり練習になりますよ。
また、思い切ってブログやSNSをやっても面白いでしょう。
それに、やみくもに練習するより
「引っかかるポイント」がわかってるだけ
上達も早いはずです。
ここまで来れば人に見せられる文章が書けますから
どんどん積極的になりましょう。

では、これで「Part5. 上手に漢字に変換しよう」は終了です。
続いて、「Part6.間違えたトコロを修正しよう」に進みましょう。