OpenOffice.orgプロジェクトは病んでいるのか?

Seagull
Photographer masterjack.roger

スラッシュドットに12月30日に上がっていた記事。今気が付いた。フルタイムのOpenOffice.org開発者Michael Meeksさん(ノベル所属)が吠えているのだそうです。

ミークスさんのブログ記事は英語なのであんまり追っかけきれませんが、グラフは面白そう。ノベルの開発者が増えているのは、たぶんフリーランスの開発者をどしどし雇っているからだよね、とか。

まあ、現状では(最初から)Sunのコントロールが強いというのは、そのとおり。
多くの場合、オープンソースの開発コミュニティでは、始めた奴が決めたルールは、非常に強いように見える。
それに批判の声を挙げるのは、その状態に憤っている人たち。

ただ、その状態が変化したとして、十分に健全な状況になるかどうかは、また別の問題。そもそも健全な状態をどのように定義するのかに寄るし、それを明確にしないと”病んでいる状態”かどうかもよーわからんしー、その状態を”病んでいる”と表現するのは炎上の元だよなー。ミークスさんは「Measuring the true success of OpenOffice.org」(OpenOffice.orgの本当の成功を測る)としていて、文章中で「Profoundly Sick」と表現している。

非常に頭の切れる人たちが寄ってたかって対話を繰り広げているので、相当面白いことにはなりまさーねー。あとは、SunがOpenOffice.orgに費やすコストを大幅に減らしたいと思ったとき、OpenOffice.orgプロジェクトが変わるときなんでしょう。