2010:『オープンソースって何だろう』 の感想と、それに対するコメント

オープンソースカンファレンス2010 Fukuoka(12/10、福岡工業大学)を前に、福岡大学の濱田先生が、学生さん向けにオープンソースを理解してもらう授業を行ったそうです。題材には、拙文『オープンソースって何だろう』 を使っていただきました。昨年に引き続き、出席した学生さんの感想文が公開されました(2009年版感想文はこちら)。

以下、私のコメント。

今年も、感想文を全て拝見させて頂きました。

携帯電話やゲーム機を取り上げるまでもなく、日常生活ではコンピュータを利用した製品に取り囲まれていても、それを意識することはなかなかありませんし、意識しない製品を作ることが企業の提供価値のひとつになっています。私にとって、皆さんの純粋な感想文はとても参考になります(日頃、コンピュータやプログラムの動作に慣れ親しんでいる人たちに囲まれて生活しているので)。

一方で、オープンソースについて理解することは、このようなブラックボックスの中身について理解する、よいキッカケにもなると思います。いろいろな思いで授業に出ているのでしょうが、ぜひこれを機会に、ブラックボックスの中身についても興味を持っていただければと思います。

きっと皆さんの見聞を広げる役に、少しばかり立つのではないかと思います。
また、物事の本質をつかむ練習にもなると思います。