2009-10年、窓の杜でOpenOffice.orgはどのように人気を集めたか

フリーソフト紹介サイト窓の杜で、年間ダウンロードランキングが紹介されていました。OpenOffice.orgは、77.8万本で第4位です。

そこで、窓の杜でのダウンロード数の推移を、久しぶりにしらべてみました。2009年から2010年までの2年分です。結果は、こんなふうになりました。

窓の杜2009-10
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青いところがOpenOffice.org本体、赤いのが「オープンオフィス3入門ガイド」のダウンロード数です。これ「学習・プログラミング」カテゴリでは毎月トップ10に入っているんです。ありがたい。

2009年5月から大きくダウンロード数が減っていますが、これは窓の杜で集計方法の変更があったためです。

2010年5月にダウンロード数が伸びていますが、バージョン3.2のリリースや自治体での導入事例が注目されはじめたあたりでしょうか。

ただ、ダウンロード数の推移としては、頭打ちになっているようにも見受けられます。これは、もう少し長期的に見ないと判断が付きません。

この集計は、窓の杜単体でのダウンロード数です。ミラーサイトとかOpenOffice.orgプロジェクトからのダウンロードや、OpenOffice.orgの使用時のアップグレードは含まれていません。始めてOpenOffice.orgの名前を知って、入手してみた人の数という感じでしょうか。それでも、これだけのダウンロードですから、個人ユーザーに向けてもすっかり定着した感じですね。

ちなみに、 2004年から2008年までの集計は、こちらです。

追記:
2004-08が大きく伸びているのに比べると、09-10はやはりちょっと頭打ちなのかなと思います。でも、窓の杜で年間総合4位なので、オンラインソフトを探す人たちには、十分知られているとも言えそう。次は、知っているけど試していない人に体験してもらうことかもね。