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第 1 回コンピュータブル文学賞は、wiki著「あたしコード」に決定

第1回コンピュータブル文学賞の受賞作は、wiki著「あたしコード、っていうか FizzBuzz。」に決定したと、日本語プログラミング言語「なでしこ」が発表した。

コンピュータブル文学賞は、計算可能性と文学性を兼ね備えたプログラムに送られる賞で、なでしこひまわり言霊TTSneoドリトルMindといった日本語プログラミング言語で記述され、実行可能なプログラムが対象となる。

第1回の受賞作品「あたしコード、っていうかFizzBuzz。」は、ケータイ小説文体でFizzBuzz問題を実装した作品で、ツンデレなコーディングスタイルが話題になっていた。受賞者には、なでしこの開発者であるクジラ飛行机より、賞金100 万ガバスと、ちゃぶ台が贈られる。

受賞作品のソースコードは、次のWebサイトで閲覧できる。

http://www.undefin.net/diaroid/2009/0322.html#section1

なお、「なでしこ」では、4月1日までなでしこコミュニティコンテストを開催している(本当)。興味をお持ちの方は、駆け込み応募して欲しい。



あたしコード。私案

日本語プログラミング言語「なでしこ」というのを調べていたりします。

たとえば、Hello Worldだと

「こんにちは」と表示する。

といった具合。この日本語文をコードとして解釈/実行する。

ただ、どんな日本語でも解釈してくれる訳ではなく、一定のスタイル(文体)で記述する必要がある(人工知能じゃないからね)。

なら、そのスタイルを別に定義したら。

それが、ケータイ小説「あたし彼女」文体だったら?

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Mozilla Ubiquityと日本語プログラミング

firefox用のUbiquityという奴がありまして、言葉を入れるとそれに合わせてWeb情報を加工してくれるんだとか。

単なるコマンドライン化ではなく、ちゃんと21世紀のUIとして進化しているらしい。

でも、英語中心なんだよなぁ、今のところ。

そこで、日本語で扱うにはどうするか。やはり、日本語プログラミングだろう、ということで”なでしこ”について調べてみました。
入門用のドキュメントも非常に充実しているんですが、すこしばかりプログラミングをかじったことがあると、日本語でプログラムを組むというのが、どうも馴染まない。そこで、OSC2009-tokyoで開発者のクジラ飛行机さんに聞いてみたところ、「Forthみたいな順番で組み立てるんです」というようなアドバイスを頂く。

で、それを元にして、なでしこの入門用メモを書いてみました(本当)。


なでしこユーザーズマニュアル本

日本語でプログラミングできてしまう「なでしこ」。

OSC2008 Tokyo Fallで、そのユーザーズ・ガイドの注文を受け付けていたので、つい買ってしまいました。自費出版だそうですが、そんなふうに全然見えません! キレイによくまとまっています。