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中高生向けのゲーム制作情報誌“がまぐ!”創刊

すごいものが出たねー

ITmediaには、次の記述がありますね。

編集自体はあらかじめOpenOffice.orgのマクロや編集機能におんぶにだっこで、ほぼ人の手は介在していません。一番手間がかかったのは「告知」でした。

スラッシュドットの方に、OpenOffice.orgコミュニティの鎌滝さんとのやり取りが載っています。

ああ、ネタもあるし、なでしこで参戦するか!


「なでしこ単体テスト」による、ソフトウェアテスト

ようやく、忙しいところを通り過ぎまして、気晴らしに(!)、こんな解説文を書いてみました。合わせて、なでしこ用の単体テストプログラムもアップデート。アプリケーション内の関数を、きちんと呼び出せるようにしてみました。

いわゆる、UNITテストというやつが、どのような形式で記述するのか、よく分からずに作っているところが、玉に瑕。


「あおい学園メーカー」を公開:葵2で、脳内メーカークローンのWeb版を作ってみました。

日本語プログラミング言語「なでしこ」には、Web開発環境「葵2」というのがあります。これを使って「なでしこ学園メーカー」をWebアプリ化したのが、こちらです。葵2をつかうと、日本語風プログラミング言語でWebアプリを開発でき、ブラウザからすぐに試すことができます。やろうと思えば、携帯対応も可能らしい。

なでしこ学園メーカー」は、いわゆる脳内メーカークローンなのですが、デスクトップアプリだったので、みんなに自慢するのが面倒。その点、コチラはブラウザから実行できるので、見せびらかすのも簡単ですね。

解説+ソースコードについても、近日公開したいと思います。お気づきの点などございましたら、この記事にコメントください。よろしくお願いします。


学園メーカーの実行ファイル版を公開しました

どうも実行ファイルが作れないなぁと思っていたら、たまたま使っていたバージョンにバグがありました。つーわけで、早速「学園メーカー」の実行ファイル版を公開しました。もちろん、ソースコードもそのまま公開中です。ご利用ください。


なでしこで、脳内メーカークローンを作ってみました。

まだ、なでしこやってます(w 今回は、脳内メーカークローンとして、学園メーカーを作ってみました。ソースコードを公開しているほか、作り方についても簡単に解説しています。脳内メーカーの高度な姓名判断機能について知りたい! あんなソフトを作ってみたい! という方にはお薦めではないかと思います。

ただし、今のところWebアプリではなく、Windowsパソコンで動作するデスクトップアプリケーションになっているので、学生さんが文化祭などで利用するといった活用が考えられるでしょう。これは、もうひと工夫して、何とかしてみたい。

なでしこは、日本語を使えるおかげで可読性が高くなり、わりとサクサクとプログラミングできますね。ただ、これは2-3日で作った訳ではなく、忙しい合間をぬって、2-3ヶ月かけて作っています。そして、なでしこの機能を調べるついでに、チュートリアルまで書いてしまったという、何だかよく分からないことになっています。


日本語ふうプログラミング言語の必要性

福地健太郎さんのWeb日記に、「日本語プログラミング言語の必要性」という記事がありまして、

そもそも自然言語に近い形でプログラムを書けることが、書きやすさ・読みやすさにつながる、というところからしてすでに、何かおかしなドグマに頭が侵されていやしないか。

と述べている。

ちょっと気になったので、とりあえず日本語ふうの構文でプログラミングできるコンピュータ制御言語について参考資料を集めてみた。

これには2種類のアプローチがある(たぶん)。ひとつはコンピュータによる自然言語の理解を目指すもの。これは、習得は容易な気がするけれど、論理的な記述ができずに、使い物にならなさそう。

もうひとつは、ドメイン特化言語に日本語ふうの構文を持ち込むもの。日本語ふうプログラミング言語というのが、より良いかも。習得は容易なかわりに用途が限られるけどね。

英語でも、似たようなチャレンジはいくつかある。FirefoxのコマンドラインふうUI「Ubiquity」のように、リアクションを工夫することで使いやすさを改善している(たぶん)。また、ドメイン特化言語を英語ふうに読めるようにする工夫はいろいろあるし、プログラミングのコーディング規約でそれらしさを実現している場合もある。たとえば、Rubyコーディング規約というWebページには、「メソッド名には動詞の原形を使用する」としている。こうすることで、単語.動詞という表記になって、オブジェクトに対するメッセージが明示的になる(よね?)。なにより、プログラマーにとって、適切な名前を選ぶことは、とても大事だ。「ドメイン特化言語は英語のように書くべきではない」という意見もあるように、単純に自然言語ふうを目指すことではない。

日本語プログラミング言語というと、自然言語による記述を思い浮かべることが多いけれど、ドメイン特化言語として、日本語ふうのプログラミング言語であれば、なにがしか効果があるんじゃないかいな。

なでしこの場合は、Excel以上VBA未満くらいのオフィスワーカーを狙って、オフィスの効率向上ツールとして、日本語ふうプログラミング言語を提案している。が、プログラミング言語として汎用性が高く、また、既存の多機能アプリの再利用を狙っていたりするため、利用者にとってどこに使っていいか想像が難しくなっているように感じます。対象領域を限定できるよう、何か特定アプリケーション用の簡易言語にしたらどうだろう。どうせなら、ネットワーク時代の現在なら、情報を共有するためのツールがほしい。

どこを狙うかが重要。というか、誰がどんなときに使うのか。日本語ふうプログラミング言語は、ドメイン特化言語として、もっと対照領域をしぼったほうがいい!

なんて思ったり。