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あほ賢システムのおはなし - システム分析からシステム設計まで -

「アホが使っても賢く働くシステムを作るにはどうしたらよいか」というシステム設計の解説書らしいです。北九州市立大学の平山克己先生が書いていて、Microsoft VBAとOpenOffice Basicの両者の違いについて触れているそうです。

オープンソースソフトウェアの育て方

とりあえずメモ。
ざっと眺めた感じだと、その網羅性の高さがすごい。
日本語訳を作成したお二人もエライ。
本書は、原著も訳書も、全文を CreativeCommons Attribution-ShareAlike (3.0) で公開している。
日本語訳は、Webを元に書籍版が出るので、書籍のほうが高品質だとか(w
ライセンス周りの説明も分かりやすい。

という一方で、コミュニティは全て共通という訳でもないしなー、なんて思ったりするのは、耳が痛い話や身につまされる話が一杯書いてあるから。


ディジタル録音図書の国際標準規格:DAISY規格


Photo by rachel_s

デイジー(DAISY)とは、 Digital Accessible Information System の頭文字で、障害者や高齢者にも利用可能なユニバーサルアクセスを実現するマルチメディアフォーマットだそうですト。中村正三郎さんのHotCornerで知りました。

先日紹介したDITA:Darwin Information Typing Architectureといい、いろんなフォーマットがあるなぁ。



SF・ライトノベルの電子書籍専門サイト「ダイナミックアーク」


Photo by scottbaldwin

永井豪でお馴染みダイナミックプロの版権管理会社が主催だそうです。安彦良和とか高千穂遥とか山田正紀とか川又千秋とか天野喜孝とか石川賢とか加藤直之とか、匆々たる顔ぶれが並んでいます。

そして、これがすごいのは、作り手に近いところでやっていること。媒体が既得権益を守るためにやっているんじゃなくて、作り手が読者を巻き込もうとしていること。私は、自由に利用できるコンテンツに興味の中心をおいているけれど、それは自分の作るものが大したレベルじゃないから(w ものすごい作り手にいくばくかの印税を支払うことは賛成だ。中間マージンを排除して、ロングテールを含めてそれをできるなら、すごいゾ。



メイキング オブ チャンドラー:プログラマーのジレンマ 夢と現実の狭間


Photo by marctonysmith

オープンソースのoutlookキラーと噂されたChandlerの開発の物語。もう、こういう本が出てしまうところがスゴイなぁ。本屋でパラパラと眺めただけですが、いちおうメモ。



WebSite Expert #24、オープンソース特集


技術評論社のWebSite Expert #24という雑誌が、5月23日に発売になりまして、「安い?使える? Webデザイナーが知っておきたい オープンソースの真・常識」という特集が載っています。ここに、「2章:オープンソースの基礎知識と利用条件」と言う原稿を書きました。

この雑誌の対象読者は、エンジニアというより、Webサイトの企画者・運営者という感じになっています。MovableTypeやWordpressのように、OSSなCMSを利用する機会が増えてきたということで、こんな機会を頂きました。例によって、オープンソースの利用条件とかライセンスについて解説しています。

ここのところの不況により,経費削減からOSSが検討される機会も多いのではないかと思います。そのため,企業のWeb担当者やデザイナーもオープンソースについての知識を必要とするようになってきました。一方でライセンスの理解やツールの選定,メンテナンスなどまだ難しいこともあるでしょう。

そこで「Webデザイナーが知っておきたいオープンソースの常識」をテーマに,Web制作の現場でのOSS利用を特集することにしました。単なるオープンソース解説ではなく,適材適所のOSS活用のヒントが盛り込まれた内容でお届けします。

Web Site Expert #24|gihyo.jp … 技術評論社

他にも、あんまり聞いたことのないCMSとか、Webマーケティングについての情報も多数載っています。ご興味がありましたら、ぜひお手にとって頂ければ幸いです。