Flat-File CMS

Flat-File CMSは、1ページ1ファイルで実現するCMS(Contens Management System).

メリット

  • シンプルでスピーディ(DB不要)
  • インストールが簡単(ファイルを放り込むだけ)
  • Markdownで書ける
  • バックアップや移行が容易

課題

利用するためには、Markdownファイルを作成してアップロードするツールが必要です。

PicoやGravのような高機能なFlat-File CMSの場合は、編集用プラグインが用意されています。

一方、求められるMarkdownの形式は、より厳密になる傾向がある印象。

けっきょく、自分で作ってみた

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短いPHPファイルと、JavascriptによるMarkdownパーサーで構成されています。

Singularity CMSとMDwikiにインスパイアされて作りました。

  • データベース不要
  • サーバー負荷が軽い > Markdownのレンダリングはクライアントで実行
  • インストールが簡単 > ファイルを放り込むだけ
  • Google検索に対応
  • 特定のテンプレートエンジンに依存しない
  • カスタマイズが柔軟(Bootstrapとmarked.jsを利用)

主なFlat-File CMS

MDwiki

Javascriptで100%クライアントサイドで動く。手軽に使うなら、これがお勧め。

ただし、サーバーに設置しても、Google検索には引っかからない。

Singularity

40行ほどのphpファイルと.htaccessファイルで構成されたシンプルなFlat-File CMS。 Markdownのパースには、Strapdown.jsを利用している。

ナビゲーションとカスタマイズが不要なら、シンプルでいい。ネット検索にもひっかかるし。

dropplets

ブログに特化したシンプルなCMS。以前と配布サイトが変わっているので、古い記事だとリンク切れしているかも。

Pico

割とシンプルながら高機能。プラグインやテーマも揃っている。

Grav

けっこう高機能。ちょっと本格的に使うなら、このあたり。

インストールするには、「Grav Core + ADMIN Plugin」をダウンロードして、解凍したら、それをWebサーバーに放り込むだけ。あとは初回起動時に、管理用IDの登録画面が開く。

その他