CC「BY-NC-SA(表示 – 非営利 – 継承)」であることに、むしろ驚いて欲しい

『Wired』誌創刊時の編集長ケヴィン・ケリーのエッセイ集。達人出版会からCreativeCommons「BY-NC-SA(表示 – 非営利 – 継承)」で登場。

ところで、twitterの反応では、本書が「無料」であることに驚かれている方が少なくないようです。しかし、どちらかというと、「無料」ということよりもCreative Commonsライセンスを使った「自由」な電子書籍であること、しかも「BY-NC-SA(表示 – 非営利 – 継承)」であること、の方にむしろ驚いて欲しい気もしています。第三者が翻訳を呼びかけ、それに応えて翻訳されたものがブログで公開され、それを読んだ者が電子書籍化する、という流れは、自由なコンテンツの活用を促す枠組みがなければありえなかったことです。
『ケヴィン・ケリー著作選集 1』を公開しました – 達人出版会日記

達人出版会は、志が高いので安心です。