自分の作ったソフトウェアをオープンソースとして公開する。まだまだ敷居が高いようです。人気のソースコード共有サービスGithubも、無償で使う場合にはソースコードをオープンソースにする必要があるのですが、「GitHub 上で公開されているソースコードの半分はライセンス的に問題あり」という話もあるくらいです。
では、なぜオープンソースライセンスが、なかなか適用されないのでしょうか。
その理由としては、
- オープンソースにしたくない
- オープンソースライセンスの適用方法が分からない
といったことが考えられますが、前者は、Githubの利用条件に合わないので、そもそも無理があります。
さて、後者の「ライセンスの適用方法が分からない」ですが、前回、Githubのライセンス解説サイトを取り上げた時も、「ライセンスが分からない、めんどう」といったコメントが、いくつか見受けられました。ですから、ライセンス適用の方法が分からないという人は、けっこういるのではないかと思います。
実はコレ、それほどむずかしくありません。とくに、ライセンス文が短いMITライセンスは、その条件も適用方法も簡単です。
そこで、本記事では、MITライセンスの適用方法をいくつかのケースに分けて説明します。
もちろん、ライセンス適用については、いろいろなスタイルがありますし、この方法だけが正解ではありませんが、とりあえずの参考になると思います。お気づきの点があれば、アドバイスを頂ければ、大変助かります。
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