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関数とかモジュール単位でやるのが単体テスト(Unit Test)。なでしこで、プログラムと作るときにも、細かく実験したりテストしたりしてるんだけれど、体系的にはやってない(おれが)。それを少しばかり、整理・改善してみたい。
公式リファレンスへのリンク。
テストリセット | テスト結果をリセットする |
テスト実行 | AとBが等しいかテストを実行する |
テスト成功 | テストが1つ成功したことにする |
テスト失敗 | テストが1つ失敗したことにする |
テスト結果取得 | テスト結果をハッシュで返す。(ALL/NG/OK)」の形式で返す |
テストログ取得 | テスト結果のログを得る |
プラグインDLL存在 | プラグインフォルダに指定FILEのDLLがあるかどうか調べて、はいかいいえで返す |
なでしこで作った単体テストコードを、まとめて実行するプログラムです。といっても、なでしこ本体に付属の「全テスト実行」(test-all.nako)を、ほんのすこしだけ改変しただけ。
なお、本プログラムに付属のサンプルテストは、テストに失敗するよう記述してあります。テストを成功させるには、サンプルテストから、テスト失敗行をコメントアウトしてください。
「AとBで実行テスト」のように書いてテストを実行します。
A:実行するプログラム B:実行結果(予想)
Aの実行結果(戻り値)とBが一致すると、テスト成功(OK)となります。
サンプルとして以下のファイルを用意しました。
本体.nakoの中にある「テキスト戻り」関数をテストします。
アプリケーションプログラムをテストする場合は、「対象を取り込み.nako」に、テスト対象の取り込みを記述しておきます。
テストは、testフォルダの下に配置します。 「do-test.nako」か「全テスト実行.bat」をダブルクリックすると、自動的に読み込んで実行します。
なでしこプログラムのテストサンプル
データをそのまま呼び出す
テストデータ=「あいうえお」 結果文=「あいうえお」 (テストデータをテスト参照1する)と結果文でテスト実行 テストログ取得 それを表示 ●テスト参照1(テスト文を) テスト文で戻る
#結果 OK,(ファイルパス)\nako\テスト練習.nako.bak(8),テスト参照1,あいうえお
評価する関数で、「一行追加」命令を使っていると、末尾に「改行」がつく。
テストデータ=「あいうえお かきくけこ さしすせそ」 結果文=「あいうえお かきくけこ さしすせそ{改行}」 (テストデータをテスト参照2する)と結果文でテスト実行 テストログ取得 それを表示 ●テスト参照2(テスト文を) 結果文=「」 テスト文を反復 結果文に対象を一行追加 結果文で戻る
#結果 OK,(ファイルパス)\nako\テスト練習 201.nako.bak(15),テスト参照2,あいうえお かきくけこ さしすせそ
複数行データを配列として渡す
テストデータ=「あいうえお かきくけこ さしすせそ」 テストデータ=テストデータを改行で区切る 結果文=「あいうえお かきくけこ さしすせそ」 結果文=結果文を改行で区切る (テストデータをテスト参照3する)と結果文でテスト実行 テストログ取得 それを表示 ●テスト参照3(テスト文を) テスト文\0=「あいうえお」 テスト文\1=「かきくけこ」 テスト文\2=「さしすせそ」 テスト文で戻る
#結果 OK,(ファイルパス)\nako\テスト練習301.nako.bak(16),テスト参照3,あいうえお かきくけこ さしすせそ