scheme

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Schemeは、Lisp系のプログラミング言語。これは、そのSchemeを勉強してみようとしたときのメモ(挫折)。

コンピュータ科学の教科書の決定版であるSICP †

コンピュータサイエンスに「計算機プログラムの構造と解釈」という教科書があって、これのサンプルプログラムがSchemeで記述されている。これがスゴイ本らしいので、ぜひ一度読んでみたいと思って買ってみた。

• 計算機プログラムの構造と解釈 - Wikipedia

だから、手元にSchemeが必要になる。Emacs系のエディタならLispが付属しているんだけれど、Schemeと微妙に違うらしい(Emacsは、EmacsLisp、Xyzzyは、CommonLisp)。エディタについてはWindowsユーザーのためのEmacs入門（xyzzyによる）を参照。

Schemeの入手とインストール †

Windowsで動作してフリーな奴では、MIT/Gnu Schemeがある。

• インストール方法と入門_もうひとつのScheme入門
• MIT/Gnu Schemeの入手先

インストール方法と入門については、最初のサイトに記述されている。

ただし、現在では記述と動作が違う部分がある。普通にインストールして起動すると、EdwinというEmacs風エディタとして起動してしまう。これには、2つの対処法がある。

Edwinモードで起動しないでおく †

これは、MIT/Gnu Schemeの起動コマンドのオプションが、次のように設定されているため。これは、アイコンを右クリックして確認できる。

 --library "C:\Program Files\MIT-GNU Scheme\lib" --compiler --edwin --heap 3000 --edit

「もうひとつのScheme入門」のようにSchemeを使えるモードで起動するには、compiler以下のオプションを次のように削除する。

 --library "C:\Program Files\MIT-GNU Scheme\lib"

Edwinの使い方を覚える †

Edwinモードで起動したとき、emacs風エディタになっている。ここには、Emacsのチュートリアルの呼び出し方が表示されている。だから、これを読めばいい。英語だから大変だという人は(普通そう)、日本語化されたEmacsのチュートリアルを使えばいい。これは、WindowsユーザーのためのEmacs入門（xyzzyによる）に置いてある。

EdwinモードでSchemeを使う †

• M+:でミニバッファへ移動。ここにプログラムをかける。評価が終わるとバッファ(テキストの編集領域に戻る)。
• バッファでプログラムを記述したら、その末尾で「C+x」-「C+e」を押す

参考リンク †

• Scheme Wikipedia
  • http://ja.wikipedia.org/wiki/Scheme
• もうひとつのScheme入門
  • http://www.shido.info/lisp/idx_scm.html
• MIT/Gnu Scheme
  • http://www.gnu.org/software/mit-scheme/
• Scheme、Common Lisp、Emacs Lispの比較
  • http://www.ice.nuie.nagoya-u.ac.jp/~h003149b/lang/comparison.html
• Gauche(ゴーシュ)
  • http://practical-scheme.net/gauche/index-j.html
• Practical Scheme
  • http://practical-scheme.net/index-j.html
• Schemeへの道
  • http://www.stdio.h.kyoto-u.ac.jp/~hioki/gairon-enshuu/SchemeNotes/scheme.html
• WebScheme
  • http://www.yuasa.kuis.kyoto-u.ac.jp/~yhara/webscheme/

(続く・・・)