Programing > スクラッチ
written by Yutaka Kachi August 2013 for Scratch 2.0
「スクラッチ(Scratch)」は、こどもでも、マウスだけでプログラムをつくれるツールです。
ブロックを組み合わせるようにして、アニメやおんがく・ゲームなど、じゆうにコンピュータをあやつることができます。
このページは、こども(小学生)とおとーさん(大人)のために、スクラッチのはじめかたをかんたんにせつめいします。
(以下、かきかけ)
もくじ
じゆうに「コンピュータ」をあやつるって、どんなことでしょうか。
スクラッチでは、どうぶつのキャラクターをアニメのようにうごかしたり、
おんがくをならしたり、それをゲームにしてあそんだり、
なんてことができちゃいます。
でも、コンピュータのなかのアニメをうごかしたり、おんがくをならすだけなら、
プログラムはいりませんよね。
アニメさくせいツールや、おんがくプレーヤーをつかえばいいんです。
ゲームだって、ネットでたくさん見つかります。
じつは、「プログラム」をつかうと、アニメやゲームがじぶんでじゆうに作れるようになるんです。
スクラッチのプロラムは、けっこうかんたんです。
こんなふうに、ブロックをくみあわせていくだけ。
キーボードがにがてでも、だいじょうぶ。
もじのうちまちがいに、くろうすることもありません。
うえのずのプログラムは、ネコのイラストをかいてんするようにうごかします。
うえからじゅんばんに、よんでみてください。
なんとなく、いみがわかるでしょ。
では、スクラッチでプログラムをつくってみましょう。
ここでは、がめんのなかで、ネコにあるいてもらいます。
きっと、もうしってるとおもうけど、
だいじなことをおさらいしておきます。
それは、マウスのつかいかた。
とりあえず、つぎのふたつができれば、いいでしょう。
かんたんですよね。
ちなみに、クリックは、えいごで「カチャッ」という おとをあらわしています。
では、スクラッチのサイトにアクセスしてみましょう。
つぎのリンクをクリックしてみてください。
これで、スクラッチのサイトにアクセスして、こんなかんじになりました。
そしたら、ネコのイラストがありますよね。
ここには、「やってみる」とかいてあります。
では、やってみましょう!
ネコのイラストをクリックしてみてください。
これで、プログラムをつくるところが、ひょうじされました。
がめんには、いろいろなものが、ひょうじされてますね。
ひだりがわに、ネコのイラストがあります。
スクラッチでは、このネコをプログラムからうごかします(ネコいがいのものも、うごかせます)。
みぎがわには「ステップバイステップ方式の紹介」と、かいてあります。
これは、スクラッチのつかいかたを、じゅんばんにせつめいしているところです。
でも、ちょっともじがおおいし、じゃまになるので、
さいしょは、けしておきましょう。
「ステップバイステップ方式の紹介」のみぎうえにある「×」マークをクリックしてください。
これで、「ステップバイステップ方式の紹介」が、みえなくなりました。
このほかにも、がめんには、いろいろなものが、ひょうじされてますが、
さいしょのうちは、ぜんぶつかわないので、むししましょう。
では、いよいよプログラムで、ネコをうごかしてみましょう。
いきなり、プログラムをつくるのではなく
スクラッチのきのうをじゅんばんにためしながら、プログラムをつくります。
では、まずさいしょに、ネコのイラストをドラッグしてみてください。
ほら、ネコのばしょが、かわりましたね。
かんたんです。
このように、スクラッチでは、マウスでかんたんに
とうじょうじんぶつのばしょをかえることができます。
つぎは、もうちょっとだけ、ふくざつなうごきをさせてみましょう。
ネコのイラストのとなりにある青いブロックをクリックします。
ここでは「10歩動かす」(10ぽうごかす)というブロックをクリックしてみてください。
これで、ネコがちょっとだけ、ばしょをかえることができました。ちょうど、10ぽぶんです。
つぎは、「15度回す」(15どまわす)をクリックです。
これで、ネコがかいてんしました。
みぎまわりと、ひだりまわりがあるので、どちらもためしてみましょう。
スクラッチでは、こんなふうに、ブロックをクリックして、
とうじょうじんぶつをリモートコントロールできます。
では、いよいよプログラムをつくります。
さきほど、「10歩動かす」(10ぽうごかす)というブロックをクリックしましたが
うごかすたびに、なんどもクリックするのはたいへんです。
そこで、プログラムのとうじょうです。
「10歩動かす」をずっとうごかすには、いくつかのブロックをくみあわせます。
まずは、「10歩動かす」のあおいブロックを、みぎがわのはいいろのばしょに、ドラッグでいどうします。
(このばあいは、ただばしょがかわるのではなく、コピーができます)
つぎに、ずっとくりかえすためのブロックをおきます。
すぐうえの「制御」(せいぎょ)というオレンジのもじをクリックしましょう。
すると、オレンジのブロックがいくつもひょうじされます。
このブロックのなかから「ずっと」というブロックをドラックして、
「10歩動かす」のあおいブロックのうえに、のせます。
すると、「ずっと」ブロックのあいだに、「10歩動かす」のあおいブロックがカチッとはまります。
これで、できあがり。
では、プログラムをじっこうしてみましょう。
プログラムの実行(じっこう)とは、くみたてたブロックのじゅんばん合わせて、’’じどうそうじゅう''することです。
「プログラムを、はしらせる」ということもあります。
この場合は、「10歩動かす」を「ずっと」くりかえします。
プログラムをじっこうするには、「ずっと」ブロックをクリックします。
すると、ネコが10歩ずつうごいて、それをずっとくりかえすので
はしにぶつかって、とまります。
そうしたら、ネコをドラッグして、まんなかにもどしてみましょう。
すると、また10歩ずつうごいて、それをずっとくりかえして、はしにぶつかって、とまります。
プログラムをとめるには、もういちど「ずっと」ブロックをクリックします。
これで、ものすごくかんたんなプログラムができました。
でも、ここからがプログラムのほんばんです。
つくったプログラムは、どんどんかいりょうしていきましょう。
そのために、いろいろなブロックをためしてみましょう。
プログラムをじっこうするとき、
いちいちブロックをクリックするのはめんどうです。
クリックするばしょによっては、うまくじっこうできないこともあります。
そこで、べつのほうほうで、プログラムをじっこうできるようにしましょう。
スクラッチでは、ネコのうえにある、ハタをクリックしてプログラムをじっこうできます。
そのためには、「ハタがクリックされたとき」ブロックをつかいます。
ここでは、ハタとかいていますが、じっさいはハタのマークがひょうじされます。
できたら、じっさいにハタをクリックして、プログラムをうごかしてみましょう。
つぎは、ネコをかいてんさせます。
かいてんさせるには、「動き」(あおいろ)にある「15度回す」ブロックを使います。
これで、できました。
できたら、プログラムをうごかしてみましょう。
ちなみに、この「動き」(あおいろ)には、さいしょにつかった
「10歩動かす」ブロックもありますね。
つぎは、ブロックのなかにある、かずをかえてみましょう。
たとえば「「10歩動かす」ブロックには、10というかずがあります。
「15度回す」ブロックには、15というかずがあります。
このかずをかえてみるのです。
これで、「30歩動かす」ブロックとなりました。
プログラムをじっこうすると、どうなるでしょう。
ネコが、おおきくマルをえがくように、うごくはずです。
これで、スクラッチのはじめのいっぽは、ひとくぎりです。
もう、いろいろとじぶんでしらべたり、じっけんしたり、できるでしょう。
ぜひ、じぶんのやりたいことにちょうせんして、めのまえのコンピュータをおもちゃにしてみましょう。
たとえば、こんなテーマにちょうせんするのも、いいかもしれません。