《FrontPage》、《Windows XP サポート終了、4つの解決策》
Illustrated by Nano Taboada CC BY 2.0
ちょっと本気でやってみようかと思って、そのメモ。
2014年4月でWindowsXPのサポートが終了するので、そろそろOSを入れ替える必要があるなー。
ということで、Linuxデスクトップを導入してみた。
(2013-05:個人的な体験と調べてみたことをそのまま書いています)
目次
Linuxには、いくつも種類がある。意見もいろいろあるので、結構迷うところ。
とはいえ、個人的な結論としては、とりあえずUbuntu(ウブントゥ)一択。
なぜかというと、とにかくLinux初心者なので、サポート情報が多いやつがいいから。
将来乗り換えるかも知れないけれど、とりあえず始めるためには、これでいいんじゃないかな。
Ubuntuは、ひんぱんにアップグレードされるので、ここも選ばないといけません。
今回は、Ubuntu Japanese teamの12.10 REMIX イメージを入れました。
すでに、13.04がリリースされていましたが、 残念ながらJapanese team REMIXが間に合いませんでした。
ただ、あとから簡単にアップグレードできました。
書籍などを買う場合も、12.10 REMIXだったら問題ないかも。
Ubuntuは無料で使えるオープンソースソフトウェアですが、いくつか有償サービスのための入り口が仕込んでありました。
アプリケーションのランチャーには、アマゾンのアイコンがあるし、Ubuntu Oneというクラウドサービスもある(窓の杜 - 【NEWS】5GBまで無償のUbuntu向けオンラインストレージ“Ubuntu One”がWindowsに対応)。
また、アプリ追加ツールには、有償アプリも紹介されるようになっていました(スマホみたいだ)。
一応、事前に知っておいたほうがいいでしょう。
分かっていれば、自分で判断して使い分けることができるしね。
Ubuntuを使うには、Ubuntuが収録されたDVDロムが必要です。
ここでは、Ubuntuディスクと呼んでおこう。
それから、PC側にもDVDロムドライブが必要になります。
USBメモリからも起動できるけれど、USBメモリにUbuntuを入れるために、Ubuntu ディスクが必要になる。
Ubuntuディスクを入手する方法は、次の二つ
ちなみに、Ubuntu magazineが、値段も安いし、最新版がどんどん出るし、いいかなと思いました。
古い記事は、Creative Commonsライセンスのもとに公開されるし。
とはいえ、うちの近所の書店では、まったく見つからず。アマゾンとかで、探してみてください。
Ubuntuディスクを使うと、インストールしなくてもUbuntuを試すことができます。
Ubutunsディスクから直接Ubuntuを起動できるのです。
とはいえ、
Ubuntuをディスクから起動するには、次のようにします。
と、こんな感じです。
終了するには、画面右上の歯車みたいなマークをクリックします。
いい感じで使えそうだと思ったら、Ubuntuを入れましょう。
そのまえに、今使っているPCについてチェック。
どれもWindows版があってフリーで利用できるので、Ubuntuを入れる前に慣れておくといいと思います。
インストールの際には、インターネット接続と、メモリ1G以上、ハードディスクに5.1G以上の空き容量が必要になります。
もちろん、DVDディスクドライブが必要です。ない場合は、知り合いにUSBメモリ版を作ってもらいましょう。
それから、データを保存して、移行可能にする。
ただし、Ubuntuから前のWindows XPのハードディスクにアクセスすることも可能ですし、
Ubuntuを導入するとき、前のWindows XPを残しておくこともできるので、
一度に全部やらなくてもいいかも。
では、Ubuntuをインストールしてみます。
Ubuntuのインストールは、「今あるWindowsを残す」と「今あるWindowsを置換」があります。
もちろん残すのがオススメ(なれていないので)。
その場合、PCを起動したときに、UbuntuかWindowsのどちらを起動させるのか選択できるようになりました。
また、インストールと同時に、「ソフトウェアをアップデートするか」「サードパーティのソフトウェアを含めるか」の確認がありましたが、これはオフにしました(オンにしておいたら、エラーになったので)。
アプリを呼び出したりするには、画面左はしのランチャーを使います。
まだ、ランチャーにないアプリは、ランチャ一番上の「Dash」から検索します。
すでに大量のアプリがありますし、主要なアプリは日本語化されているので、それを使えばいいでしょう。
Ubuntu(のUnity)では、アプリケーションのメニューが、デスクトップ上部のバーに表示されるようになっています。
アプリやウィンドウを切り替えると、選択中のアプリのメニューがここに表示されます。
見るべき場所が一定なので、探す面倒くささがありませんし、なれると迷いません(マックと同じデザインです)。
とはいえ、Windowsと同じにしたい人は、「Ubuntu グローバルメニュー」で検索してみてください。
「CTRL」+「スペース」キーで、日本語変換が起動しました。
あと、画面右上のキーボードマークでの変更できました。
私の場合、英語キーボードがつないであったので、そのせいかもしれません。
画面左はしのランチャーにある、歯車マークのボタンをクリック。
また、デスクトップ画面のなにもないところを右クリックすると、背景などを設定できます。
ランチャーから、「Ubuntuソフトウェアセンター」で検索します。
インストールが完了したら、いろいろアップデートしておきましょう
収録ソフトをアップデートするかどうか、自動的に聞いてくるので、OKしちゃいましょう。
また、あとからアップデートするには、ランチャーから「システム設定」-「詳細」あたりで、できたはず(失念)。
Webサイトで、ゲームやアニメーション・動画などを表示するためには、Flashという技術が使われています。
ニコニコ動画やYoutubeでも、必要。
だけど、Ubuntuのブラウザ(Firefox)には、このFlashが標準導入されていない。
そろそろ、Flashは使われなくなってHTML5に移行するという話もあるし、
開発元のアドビ社はLinux版Flash Playerはメンテナンスモードに移行という話もあるれど、
まだまだ現役なので、ぜひ入れておきたい。
わたしは、AdobeのFlashサイトからapt版をダウンロードしてインストールしました。
自動的にソフトウェアセンターが立ち上がって、マウス操作だけで導入完了。
Firefoxの替わりに、Google Chromeをインストールしても、Flashが自動的に使えるようになります
OSをアップデートするためのボタンが、画面左はしのランチャーに表示されます。
また、あとからアップデートするには、ランチャーから「システム設定」-「詳細」あたりで、できたはず(失念)。
メモリが不足気味なせいか、ちょっと重い。
デスクトップ環境(ウィンドウマネジャー)を変えると軽くなる。デスクトップ環境とは、基本ソフトであるLinuxでユーザーが直接操作する画面をコントロールするソフトウェア。
Ubuntuが標準で採用しているデスクトップ環境は、「Unity」(ユニティ)。これは、性能が不十分なパソコンでは、ちょっと速度が遅い感じがする。
あと、いいグラフィックボードも必要らしい。
じつは、軽めのデスクトップ環境として、「LXDE」とか「Xfce」とかがある。
ここでは、LXDEを入れてみました。
2回目以降は、前に選んだデスクトップマネージャが、選択されているはず。
lubuntuだとスクリーンセーバーを手動で入れないと。
もしかすると、コマンドラインから「xscreensaver」と入れる必要があるかも