Programing > MIT App Inventor
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MIT App Inventorは、Androidアプリをマウスや指先だけで作成できるビジュアル プログラミング言語。
これは、MIT App Inventoの入門記事です。
以下、書きかけ
概要を知る †
App Inventorは、Androidアプリをマウスや指先で作れるビジュアルプログラミング言語。
プログラムの部品をドラッグ&ドロップで組み合わせるだけで、Androidアプリができる。
もともとGoogleが開発したものが、2012年1月にオープンソース化されて、現在はMITのプロジェクトとして公開されている。
2013年12月に、App Inventor2が公開された。
App Inventor2の特徴 †
- Webブラウザだけで、作成可能(Java不要。IE非対応)
サンプルアプリ †
(準備中)
はじめ方 †
まずPCで「Hello World」を作ります。
準備するもの †
- PC
- Webブラウザ(ChromeかFirefoxを奨励。IEはサポート外)
- Google アカウント(MITのAppInventorでプロジェクトを保存する場合。Androidデバイスにヒモづいているはず。
- Androidマシン(スマホ or タブレット)
- 無線LAN(WiFi) あると便利
最初のプロジェクト †
- WebブラウザでAppInventor2ページにアクセスしたら、Googleアカウントでのログイン
- ポップアップウィンドウが表示されたら、「Continue」ボタンをクリック
- 次のポップアップ「Welcome to AppInventor2」が表示されたら、ウィンドウ外をクリック
- 「New Project」ボタンをクリック
- 「Create New App Inventor Project」で、プロジェクト名(例:first)を入力して「OK」
- 「first」プロジェクトをダブルクリックすると、アプリの開発画面が表示される
Hello World †
- 左はしの「Pallete」-「User Interface」(パレット - ユーザーインターフェース)にある「Button」(ボタン)ブロックを画面中央のVewer(ビューワ)エリアまでドラッグ。この「Button」(ボタン)ブロックは、”Text for Button1”と表示される
- ”Text for Button1”が選択された状態で、「Properties」(プロパティ)エリアの"Text"(テキスト)を「Text for Button1」から「OK」に変える
- 画面右上の「Blocks」ボタンをクリックする。これで、プログラム編集画面になる
- 左はしの「Blocks」エリアから、次の3つのブロックを取り出して組み立てる
- 「Screen1」-「Button1」:When Button1 Click do
- 「Screen1」-「Button1」:Set Button1 Text to
- 「Built in」-「Text」:”_"
- Textブロックの中身を"Hello World"に変更する
- 「Project」-「Save」で、プログラムを保存する
実行する方法 †
実行する方法は、次の3つ。
- Androidデバイス+WiFiがある => Androidデバイス+WiFiで実行
- Androidデバイスがない => エミュレータで実行
- AndroidデバイスはあるがWiFiがない => Androidデバイス+USBケーブルで実行
Androidデバイス+WiFiで実行 †
あなたが作ったアプリをあなたのAndroidデバイスで実行するため、あなたのAndroidデバイスに「App Inventor コンパニオン(MIT AI2 Companion - App Inventor Companion App for your device)」を入れておこう。
- PCでConnect your Phone or Tablet over WiFi | Explore MIT App Inventorにアクセス
- 表示されていたQRコードをAndroidデバイスで読み取り、GooglePlayにアクセス
- AndroidデバイスにMIT AI2 Companionをインストール
- PCのAppInventor2で、「Connect」-「AI2 Companion」を選択。QRコードが表示される
- AndroidデバイスにMIT AI2 Companionを起動する
- Androidデバイスで「Scan QR code」を選択
- PCに表示されたQRコードを、Androidデバイスで読み取る
これで、作成したアプリが、Androidデバイスで実行できました。
エミュレータで実行 †
Androidデバイスがなくても、30人くらいのクラスだったら、これで自分たちのプロジェクトをPC上に作って、エミュレータで実行できる。
PCには、AI2 Setupの最新バージョンをインストールすること。
- AI2 Setupをインストール(この中に、Androidエミュレータが入っている)
- aiStarterを実行しておく (Windowsの場合)
- PCのAppInventor2で、「Connect」-「Emulator」を選択
- Androidエミュレータが起動したら(6-7分くらいかかった)、カギマークを横にドラッグ
- Androidエミュレータ上の「AI2 Companion」アイコンをクリック
これで、Androidエミュレータ上のAI2 Companionが起動して、自動的に対象アプリが表示されるはず。
私の場合、うまく接続できなかったので、こんなふうにした
- Androidエミュレータの「Menu」ボタンをクリックして、AI2 Companionを停止する
- PCのAppInventor2で、再度「Connect」-「Emulator」を選択
USBケーブルで接続 †
Androidデバイスはあるけど無線LANが使えないなら、PCとAndroidデバイスをUSBケーブルで接続して、プログラムを実行できる。
あなたが作ったアプリをあなたのAndroidデバイスで実行するため、あなたのAndroidデバイスに「App Inventor コンパニオン(MIT AI2 Companion - App Inventor Companion App for your device)」を入れておこう。また、PCには、AI2 Setupの最新バージョンをインストールすること。
- PCに、AI2 Setupをインストール(この中に、Androidエミュレータが入っている)
- PCでConnect your Phone or Tablet over WiFi | Explore MIT App Inventorにアクセス
- 表示されていたQRコードをAndroidデバイスで読み取り、GooglePlayにアクセス
- AndroidデバイスにMIT AI2 Companionをインストール
- aiStarterを実行しておく (Windowsの場合)
- PCとAndroidデバイスをUSBケーブルで接続。うちの場合、Androidデバイスの充電ケーブルが、じつはUSBケーブルになる。接続するとAndroidデバイスは、「mass strage device」モードになる(PCには外部ドライブとして表示されない)。
参考 †