Windows7にRuby2.0とRuby on Rails4.0を入れてみました。
かなりザックリとした手順ですが、アップデートされている手ごろな情報がWeb上になかったので、公開しておきます。
(以下、無保証。2013-11月現在)
簡単な手順としては、Ruby インストーラ for Windowsでやる方法と
RailsInstaller(http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20120418_526822.html)でやる方法があった。
後者のほうが簡単そうだし、サンプルアプリも付いてくる。
だけど、RailsInstallerでやるとバージョンが古いのと、gemの中のソースコードを読みたかったので、前者でやってみた。
Rubyインストーラを導入 †
- http://rubyinstaller.org/
- rubyinstaller-2.0.0-pXXX.exeをダウンロード
- ダウンロードファイルを実行
インストール先は、C:\Ruby200としてみた。
これで、Rubyが導入されて、Rubyコマンドプロンプトから、使えるようになった。
gemのアップデート †
- Rubyコマンドプロンプトを起動
- gem update --system
DevKitの導入 †
インストール先は、C:\Ruby200\devkit とする場合
- 自分のWindowsが32bit版か64bit版か確認しておく http://support.microsoft.com/kb/958406/ja
- 再度、http://rubyinstaller.org/
- Development Kitをダウンロード(32bit版用Ruby 2.0と64bit版用Ruby 2.0がある)
- ダウンロードしたDevKitファイルを実行。インストール先は「c:\Ruby200\devkit」
- Rubyコマンドプロンプトで、DevKitのインストール先に移動 「cd c:\Ruby200\devkit」
- ruby dk.rb init
- ruby dk.rb install
gemのSSLエラーを回避 †
このあと、いくつかのRubyパッケージをインストール/アップデートするとき、gemでSSLエラーが出る場合がある。
次の手順で回避する。
- 以下のリンク先を「c:\Ruby200\cacert.pem」として保存する
- Rubyコマンドプロンプトで、「setx SSL_CERT_FILE "C:\Ruby200\cacert.pem"」として、環境変数を設定
- Rubyコマンドプロンプトを再起動
Railsの導入 †
やっとRailsを導入するところまで来た。
もしかすると、いくつか不要な手順があるかも。
- gem update rake
- gem install rails --platform=ruby
(かなり時間がかかる)
アプリの作成 †
作業用に「Sites」フォルダを用意して、そこに「foo」アプリを作る
- cd \
- mkdir Sites
- cd Sites
- rails new foo --skip-bundle
- cd foo
- bundle install
- rails g scaffold user name:string email:string
- rake db:migrate
動作確認 †
- rails s
- Webブラウザで、http://localhost:3000/usersにアクセス
- 「正常に接続できませんでした」とエラーがでたあと、別ウィンドウで"接続しますか"とでたら「OK」
- 「Listing users」という見出しを持つページが表示されたら、「New User」リンクをクリック
- 「Name」欄にあなたの名前、「Email」欄にあなたのメールアドレスを入力し、「Create User」ボタンをクリック
ページの上部に「User was successfully created.」と表示されれば OK
これで完成。
アプリを停止するときは、ctrl-c
参考 †