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「文章の書き方」というより、文書の作り方について
作文とは何か †
- マナビノミカタ マンガ「作文ってなんだろう？」 日本と、アメリカ・イギリス・フランスを比較
ツリー構造(アウトライン)で書く †
ロジカルライティングは、エッセイライティングとパラグラフライティングが前提になっている。
- ツリー構造で把握する
- ツリーを、どの順番で書くか
- Java仕様のツリー Java言語規定
英語の本を英語で要約するのは意外と難しくない。 章は節からなっていて、節をつなげると章の主張になる。 節はさらに小節になっているので、小節をつなげると節になる。 小節は段落からできているので、それぞれの段落で何を主張しているかを理解できれば、小節、節、章の構造があきらかになる。 小説と違って技術系の文書はこのように構造が明確なので理解は難しくない。
アメリカの文章術 †
エッセイライティングとパラグラフライティングがデファクトスタンダード。
アメリカは、幼稚園(6才)から高校生(18才)まで、これをやる。これが国語。国語の時間が足らないときは、社会や化学の授業でレポートを書かせる。
Show and Tell †
幼稚園でやる例だと、ディズニーチャンネルの幼児向け番組で「私の好きなモノ」をみんなの前で発表する、なんてエピソードがあった。
- show-and-tellの意味 - 英和辞書 - goo辞書
- Special Agent Oso - For Show And Tell Only - YouTube きんきゅうしゅつどう隊 オーソ―の「Show and Tell」の例
- きんきゅうしゅつどう隊 OSO - Wikipedia
- きんきゅうしゅつどう隊 OSO | テレビ番組 | ディズニー・チャンネル
レポート †
中学生ぐらいが主人公のドラマだと、宿題のレポートなんてものが頻繁に出てくる。
実は、アメリカで現在のような小論文の型（主張→三つの証拠→結論）が生まれたのは、歴史が比較的浅く、1960年代後半に大学の大衆化が 起こった時でした。さまざまな経済・社会的背景を持つ学生が大量に大学に押し寄せた際、アカデミックな文章が簡便に書けるようにと、大学の 先生たちが必要に迫られて考案しました。主張を分かりやすくするため、先に述べたフランスの小論文で用いられる弁証法からアンティテーズ （反立）を取り去って自分の主張だけを前面に押し出す方法です。反立を抜いたため、必然的に統合の部分も抜け落ちました。これが標準になり 小学校にまで広まりました。こうした小論文様式からは誰にとっても分かりやすい、書きやすいという意味で大衆デモクラシー的な理念がうかが えます。それに対してフランスでは、理想を高く掲げ、それは万人によって達成されなくても仕方がない、という理念がうかがえます。
これを小学校でも教えられるようにしたのが、物事を論じられるようになるスモール・ステップス→米国の小学生が使う思考ツール between / beyond readersなんだな。
eng_writingさんによる英文ライティングblog †
- Island Life - 国語を「文系」に入れるのやめにしない? by Shiro Kawai
パラグラフライティング †
- 【文章術】『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』倉島保美:マインドマップ的読書感想文
- 小論文の書き方� 燭呂犬瓩�
- パラグラフライティングとトピックセンテンス | SEO 検索エンジン最適化
- 第３回プロから学ぶ「わかりやすい文章の書き方-パラグラフライティング」
- パラグラフの重要性とその書き方
PREP †
これがビジネス分野では、「Point」「Reason」「Example」「Point」で構成すると説得力が増す、ということになる。
ふつうの解説文でも、これを使っている。
日本では †
たぶん、大学受験のときに小論文を書いて、大学卒業のために卒論を書いて、たぶんそれで全部。
それでは、ただの乗り越えるべきハードルに過ぎない。そりゃ、テクニック論になるわな。
最近では、少し違うらしい（2014）
ロジックツリー †
これは、コンサルティングファーム「マッキンゼー・アンド・カンパニー」の標準テクニックとして、論理的な文章の書き方に頻繁に登場する。
論理思考のための樹木型ツールとして有名。実際にやろうとしてみると、意外とよく分っていなかった(オレが)。
日本では、その名前から、これこそがロジカルライティングだと思われている。
でも、まず基礎教養(リテラシー)として、エッセイライティング／パラグラフライティングがあって(だって、大学入試で必須なんだぜ)、その応用テクニックとしてロジックツリーがある。
- ITmedia Biz.ID：マネジャーに不可欠なロジカルシンキングとは？
- 「問題解決力」を高める思考スキル（6）〜クリティカル・シンキングで身に付く「考える力」〜
- ロジックツリーとピラミッドストラクチャー
- IT部門 ガキの使いやあらへんで!! 《その13》:ロジックツリーの作り方 - IT部門は戦略的IT活用の担い手たれ（日立コンサルティング 荒井 岳）
- ロジカルライティング講座
そのほか †
- William Strunk, "The Elements of Style" (Japanese Translation) 古いけれど、日本語版があった。
- ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。
- 結城浩-文章教室
- ITエンジニアにも必要な国語力 これは、すごい。
- Happy Outlining! Index アウトライナー（アウトライン・プロセッサー）とは？
- 技術書、それも売れるやつを書きたい人へ、編集者からのアドバイス | ツチノコブログ 鹿野桂一郎さんのブログ記事
- 作文教育における評価 国語表現法の教育 文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 国語シリーズ | No.66
読書猿 Classic †
とても、ためになる。
- 読めないとはこういうこと→勉強できない子をあぶりだす５つの質問 読書猿Classic: between / beyond readers
- では、子どもの〈見えない学力〉地頭、読む力に親は何ができるのか？ 読書猿Classic: between / beyond readers
- これは勉強のやり方が分からなくて困っている人のために書いた文章です（増補しました） 読書猿Classic: between / beyond readers
関連ページ †
