ハッピーバースデートゥーユーの著作権
※「オープンソース・ライセンスの談話室」から移動したページです。
以前に紹介したと思っていたけど、見つからないので書いておきましょう。
世界で一番歌われる歌としてギネスブックにも載っている、ご存知「ハッピーバースデートゥーユー」 (Happy Birthday to You)は、アメリカ人のヒル姉妹(姉 Mildred J. Hill と妹 Patty Smith Hill)が1893年に作詞・作曲した「Good Morning to All」の替え歌なんだそうです。
日本では、英語詞は1999年(平成11年)5月22日で、メロディは2007年(平成19年)5月22日で著作権が切れています(丘灯至夫による日本語歌詞は、2059年まで存続)。そして、なんとアメリカでは著作権保護期間の延長により、2030年まで著作権が存続するんだそうです。
- ハッピーバースデートゥーユー – Wikipedia
- 誕生日に「ハッピーバースデー」を歌うと著作権使用料を請求される?! | DDN JAPAN
- 著作権に抵触しない「代用ハッピーバースデートゥーユー」コンテストが開催 – DNA
現在では、ワーナーブラザーズがアメリカでの著作権を持っており、毎年およそ200万ドル (約1億9000万円) の使用料が支払われているんだとか(アメリカで裁判の判決が出た)。
日本での著作権は切れていますし、家庭内などでの個人的な利用は、もちろん制限されていないと思います。
PS.
- 2013.06.15:誕生日の定番ソングは「公有財産」、著作権主張の音楽会社を提訴 | Reuters
- 2015.09.25:誰もが知ってる“Happy Birthday”ソング、著作権フリーになるか? | Billboard JAPAN
- 2016.02.11:ワーナーが和解金1400万ドル支払いで決着