MITライセンスが適用されたコードの利用方法
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MITライセンスは、代表的なオープンソースライセンスの一つです。
ネット上で見つけたサンプルコードの利用条件が、このMITライセンスになっていることも良くあります。そんなとき、利用者はどんな行為が可能なのか、質問を受けることも少なくありません。
そこで、このMITライセンスで「あなたができること」「条件」を簡単に説明します。ただし、この記事自体はMITライセンスそのものではありません。短い文書ですので、ぜひ一度ライセンス文書を読んでみてください。
MITライセンスが適用されているコードは、その条件に従うことで、あなたは次の行為が可能です。
MITライセンスでできる事
- このソフトウェアを誰でも無償で無制限に扱って良い。
- これには、ソフトウェアの複製を使用、複写、変更、結合、掲載、頒布、サブライセンス、および/または販売する権利、およびソフトウェアを提供する相手に同じことを許可する権利も無制限に含まれます。
色んなことができますよね。サンプルコードを元にして新しいコードを作る場合は、複製して変更して結合して、なんて事になると思います。そして、それを頒布したり、サブライセンスしたり、販売したりと、色んなことができる訳です。
MITライセンスの条件
- 「ライセンス文書に記載の著作権表示」と「本許諾表示」を、ソフトウェアのすべての複製または重要な部分に記載する。
- コードは、現状のまま提供される。保証はない。作者または著作権者は、ソフトウェアに関してなんら責任を負わない。
著作権表示とは「Copyright 2xxx foo.bar」のところです。本許諾表示とは、ソフトウェアに同梱されているMITライセンスの文書です。独立したテキストファイルの場合もありますし、ソースコードの冒頭にコメントとして記述している場合もあります。
参考になるページ
- MITライセンス日本語参考訳
- The MIT License | Open Source Initiative英語原文
- MIT License – Wikipedia
- 自作ソースコードに、MITライセンスを適用する3つのやり方
さらに詳しく知りたい場合は
SIOS Tech.Lab:わかっておきたい、オープンソースライセンス
解説書