Scratchを使って、タブレットで遊べるゲームを作りたい!
そこで今回は、 タッチ操作 と基本的な操作ブロックとの関係を調べてみました。また、今までに作ったプロジェクトから、タッチ操作で遊べるものを紹介します。

Scratchのプロジェクトは、主にマウスとキーボードで操作しますが、タブレットでプレイするとき、タッチ操作にどう反応するんでしょうか。
これが分かれば、Scratchでタブレット対応のプロジェクトを作れますね。

タッチ操作と基本的なブロックの関係

ポインタの位置検出

タブレットでは、指で触れた位置が、マウスポインタの座標になります。そのため、指の位置を検出するには、「マウスのX座標」と「マウスのY座標」が、そのまま使えます。

https://scratch.mit.edu/projects/300404413/

指を触れた

画面に指を触れたかどうかは、「マウスが押された」で検出できます。

次のテストプログラムで画面をタップすると、その位置にネコが移動します。そして、タップ位置のX座標とY座標に表示します。タップしたまま指を移動させると、それに合わせてネコも移動します。

https://scratch.mit.edu/projects/296041233/

指を離した

指を離したかどうかは、 「マウスが押された」で検出できます。「「押された」でない」状態が、指を離していることを判断できます。

https://scratch.mit.edu/projects/300645752/

特定のスプライトをタップ

ストライプのタップは、「このスプライトが押されたとき」で検出できます。
このテストプログラムで、青いマルをタップすると1秒だけサイズが大きくなります。

https://scratch.mit.edu/projects/300403982/

タブレット対応プロジェクト

今まで作ってきたプロジェクトの中から、タブレットでも使えるものを探してみました。

マウスを追跡する線のテスト

これは、ポインタの位置に合わせて、画面の中心から直線を伸ばすテストプログラムです。タブレットでも、動作します

https://scratch.mit.edu/projects/245364096/

BUG SWAT:ハエたたき

このテストプログラムから作ったのが、ハエたたきゲームです。指の動きに合わせて、ハエたたきを振り回します。

https://scratch.mit.edu/projects/246734682/

RollingBoy v0.6

こちらは、電流イライラ棒のようなゲーム(ふるいか!?)
指でなぞるようにして、仕掛けだらけの迷路を通り抜けます。

https://scratch.mit.edu/projects/260342066/

PA・CHIN・GO – Sringshot

アングリーバードみたいに、ひっぱって発射するゲーム。

https://scratch.mit.edu/projects/302458480/

この引っぱり操作について解説文を書きました!

無限ピンポン

マウスで遊べる卓球ゲーム。その名の通り、卓球のラリーを続けるだけのゲームです。

https://scratch.mit.edu/projects/308564948/

へんしんどうぶつ

小さな子でも遊べる、タブレットゲーム。かんたんな絵合わせです。

https://scratch.mit.edu/projects/305964587/

スワイプについて解説文を書きました!

という訳で、Scratchでタッチ操作をどう検出するのか調べてみました。
ぜひ、ここで紹介したプロジェクトをタブレットで操作してみてください。もしも、説明と違う動きがあれば、ぜひ教えてくださいね。