キーボードを覚えて、パソコンをもっと便利に。

これは、パソコンの初心者向けのテキストです。
キーボードの使い方と日本語の入力方法を詳しく解説しています。

あなたはパソコンが得意ですか。
インターネットぐらいはできても、実はキーボードが苦手ではありませんか。
文章を入力するのにとても時間がかかって、
そのうえ打ち間違いや誤字がやたらと目立って、
修正したくてもやり方がわからなくて、
前よりひどくなって、そこであきらめてしまう。
そんな覚えがありませんか。

このテキストは、そんな人たちのために工夫したものです。
はじめてパソコンを使う人、キーボードが苦手な人のために、
誰でも簡単に文章を打つ方法を解説しています。
人差し指だけで、 手書きと同じスピードでキーボードが打てるようになります。
実際に、多くの方々が1時間ほどの練習で身につけています。
とある企業の偉い人にレクチャーしたときには、
30分ほどでキーボードが打てるようになりました。

キーボードさえ覚えれば、パソコンなんて簡単です。
きっと、あなたの強力な味方になりますよ。

どうぞ、お付き合いくださいませ。

これが、ご存知のキーボード。これを押して、日本語を入力します。
でも、ボタンがいっぱいあって、どれを押すのか迷っちゃう。

手書きと同じスピードになろう。

では、どうやったら上手にキーボードが打てるでしょうか?
全部の指を使って華麗にキーボードを叩けたら良いけど、
そんなに簡単ではありません。
パソコンを初めて使う人には、ちょっと荷が重すぎるような気がします。

そんなにスゴイ目標じゃなくても、
せめて手書きと同じくらいのスピードになったら
パソコンがもっと気軽になると思いませんか?

でも、そんなスピードでキーボードが打てるんでしょうか。

そこで、手書きの場合について考えてみましょう。
ためしに、手近な用紙に『日本語』と書いてみてください。
他の人が読めるように丁寧に書きましょう。
いかがでしょう?  思った以上に時間がかかりませんか。

そうなんです。
手書きで文字を書くのは、結構遅いモノなのです。
『日本語』と書くためには、だいたい4~7秒かかります。
自分で文章を書いていても、まだるっこしいくらいです。
頭の中で文章ができているのに、
手書きのスピードが追いつかないのです。

キーボードで、これと同じスピードで入力するには、それほど難しくありません。
全部の指を使う必要さえありません。
一本指で充分です。
右手と左手の人差し指を使うと良いでしょう。
それでも、手書きと同じくらいのスピードになります。
本当です。
実は、そのためのコツがあるのです。

いきなり練習を始めてもいいんですが
やみくもに取り組むより、全体像がわかっていた方が
ずっと効率がよくなるでしょう。

「Part2. キーボードは、これだけでスラスラできる」に進む