Fireタブレットは、安くて手軽でいいんだけれど、やはりAndroidと比べると、アプリが物足らない感じがします。

でも、Androidベースのタブレットなので、AndroidのアプリマーケットであるGooble Playを自力で入れれば問題解決!

ブラウザの選択肢も増えるので、Google Playの導入結果とブラウザのベンチマークを公開します。あと、教育用ビジュアルプログラミング言語「Viscuit」も使えます。

※個人の感想です。自己責任でやってください。

>> 前回:Fireタブレットで、Scratch3を使ってみた

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導入する手順

Fireタブレットで、ブラウザを使って4つのファイルをダウンロードして、それをインストールするだけ。

※手順は、ここが詳しい

あらかじめ用意したもの

  • Fireタブレット (今回は、Fire HD 8)
  • Googleアカウント
  • スマホによる2段階認証

ダウンロードとインストール

  1. SDカードは抜いておく
  2. 設定 >「セキュリティとプライバシー」>「不明ソースからのアプリ」をオン
  3. 設定 >「デバイスオプション」>「システムアップデート」で、 FireOSのバージョンを確認する
  4. APKMirrorから、FireOS のバージョンに合わせて、4つのAPKファイルをダウンロード(FireOS バージョン6の場合)
    • Google Account Manager 7.1.2
    • Google Services Framework 7.1.2
    • Google Play services 14.3.66
    • Google Play Store 12.0.19-all
  5. 上記の順番で、ファイルを選択してインストールする
  6. Fireタブレットを再起動

ファイルダウンロード時に 「Verified safe to install」となっていることをチェックしましょう。

再起動すれば、ホーム画面に「Google Play」アイコンが表示されるはずです。

Google Playを起動する

  1. ホーム画面に追加された、Google Playを起動
  2. Googleアカウントでログインする

Webブラウザの選択肢が広がった

Fireタブレットのデフォルトでは「Silkブラウザ」しか使えませんでしたが、Google Playを導入すれば、ChromeもFirefoxもMicrosoft Edgeもインストールできるようになりました。使い慣れたブラウザなら操作もいつもと同じになりますよね。Firefoxなら、複数のデバイスでブックマークも共有してくれます。

例によって、Octane 2.0 でJavascriptのベンチマークを測定してみました。

  • Fire HD 8 + Chrome 72 = 3114
  • Fire HD 8 + Silk = 3034
  • Fire HD 8 + Microsoft EDGE = 2953
  • Fire HD 8 + Firefox 65 = 2789

Chromeが一番成績が良いですね。一部サーバーサイドで処理しているというSilkですが2番手と健闘しました。

教育用ビジュアルプログラミング言語Viscuitも使えます

Google Playを入れると、「コンピュータは粘土だ!」でおなじみの教育用ビジュアルプログラミング言語「Viscuit」も利用できるようになります。

タブレットだと、絵を描くのも直観的にできて良いですね。

ただ、以前はブラウザベースで利用できましたが、現在はAndroidアプリかiOSアプリでないと利用できないみたいです。FireタブレットでViscuitのサイトにアクセスすると、アプリを呼び出すようになっていました。

Google Playを入れたことで、アプリの選択肢も増えて、いろんな可能性が広がってきました。そこで、さらにプログラミング系ツールを入れてみたいと思います。

>> Fireタブレットを脱Amazonしてみた(2019年3月)

>> Fireタブレットに、Linuxを入れてみた(2019年3月)

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