日本語入力を改善しよう。

日本語の文章を入力するには
次のように3つステップがあります。
これは、日本語入力を覚えるポイントと同じです。

日本語入力の3つのステップ

普通は、このうちの入力方式だけ改善しようとします。
全部の指を使うタッチタイプとか。
ローマ字入力の代わりに、カナ文字を入力してみようとか。
キーボードの配列そのものを効率良くしよう
という提案もたくさんあります。
極端な例では、手書き入力や音声入力のように
キーボードを使わない方式もあります。

でも、これらの方式は、どれもあまり普及していません。
アンケートの結果からわかるように
インターネットを利用している多くの人は
現在のキーボードに不自由を感じてないからです。
「タッチタイプを身につけて、もっとバリバリ打ちたい!」
と向上心あふれる人もいますが
そうでなくても、メールを打つのに別にイラついたりしません。
我流で打っても、手書きと同じか、それより早くなっているのです。
イラつく人は、ローマ字の組み合わせや
変換や間違いの修正方式をちゃんと覚えてないのでしょう。

もう一度、日本語入力の3つのステップをよく見てください。
この中で、人間が一番を手をかけないのはどこでしょう。

そうです、日本語に変換する部分です。
他の部分は、人間が操作しているので
改善するには人間が頑張らなくちゃなりません。
でも「変換」は、コンピュータがんばっているのです。

ですから、ココには
技術的にいくらでも改善の余地があります。
人間は、あまり頑張る必要がありません。

日本語変換の機能を上手に利用すれば、
全体のスピードもアップします。
例えば、入力ミスを自動的に
日本語変換が修正してくれたら如何でしょう。
修正のステップもずっと楽になるでしょう。

実は、現在の日本語変換は、
このような賢い動作をしています。
これを120%使いこなせば、
日本語入力はもっと楽になりますよネ。