フリーソフトウェア財団が、Javascriptコードのライセンス表示ラベルを提唱しました。
Javascriptは、Webページを表示されるときに、Webブラウザが実行するプログラミングコードです。Googleマップで地図をドラッグすると、なめらかに画面が切り替わりますが、あの背後でJavascriptのコードが動いています。
自由に利用できるとするフリーソフトウェアを推進している非営利団体フリーソフトウェア財団(Free Software Foundation:FSF)は、Webページを表示するとき、フリーでないソフトウェアが知らない間に動作している可能性があることを課題視していました。フリーソフトウェア財団のリチャード・ストールマン氏が、2008年に「The JavaScript Trap」(JavaScriptの落とし穴)として、これを指摘していました。今回の提唱は、これに応えるものです。
- FSF、JavaScriptに向けたライセンス情報ラベルを提唱 – SourceForge.JP Magazine
- FSF、JavaScriptのライセンス明示を提案 |マイナビニュース
- JavaScript License Web Labels – GNU Project – Free Software Foundation
- LibreJS: Block nonfree nontrivial JavaScript 非フリーなJavascriptをブロックするアドオン
「The JavaScript Trap」(JavaScriptの落とし穴)は、こちら
PS.Okunoさんによる解説: 2012-02-21