勉強は効率よりも時間

面白いんで、メモとして貼っておこう。

中村正三郎さんのホットコーナーの舞台裏「また、週刊ダイヤモンドが例の路線の特集」より。

この特集は、効率的な勉強法だが、おれがいつも思うのは、少々の効率うん
ぬんより、投下時間でほとんど決まるんじゃないかということ。簡単にトップ
レベルに行ける才能のある奴は別にして、おれら凡人レベルじゃ、投下時間で
ほとんど決まるように思う。
テキトーにいうと、あることを身に付けるのに、ざっくり3000時間必要だと
すると、1日10時間やって300日。ざっと1年。1日6時間で500日。ざっと1
年半。1日2時間しか割けないなら、1500日。ざっと5年。
どの技能でも、1000時間じゃ、なんとか格好がつくくらい? 2000時間やれ
ば、アマ上級? 3000時間でようやくプロの入口?
1日の中身は、ほかのこともやってるから、1日6時間やるというのは、ほ
とんどそれに費やしている感じだろう。それで半年やれば、格好がついて、1
年やればアマ上級、1年半、真面目にやり続けることができれば、プロの入口
にはなるんじゃないかな。
おれらのICT業界だと、そんな感じかな。

となると、何かを身につけたいというのなら、それにどっぷり浸れる環境に飛び込むしかない。飛び込む前から、「自分が好きなのは・・・」とか「自分に向いているのは・・・」とか考えても、きっとたいして意味がない。それよりも1000時間を耐えられたら、それだけで実力と自信がついてくる。