これだけ覚えれば変換できる。

では、ここから「Part5. 上手に漢字に変換しよう」の始まりです。

日本語変換機能を使って、
ひらがなを入力する方法を解説してきましたが、
これを漢字まじりの日本語にするのは、
それほど難しくありません。
ローマ字をひらがなに変換する操作に、
もうワンステップ追加するだけです。

ひらがなの入力と、それを漢字に変換するステップを
見比べてみましょう。
次のように、[変換]キーを押すだけ。
[変換]キーは、[スペース]キーの右側にあります。
日本語変換中なので、最後に[Enter]キーを押すのを忘れずに。

[変換]キーを押すだけで、漢字まじりに変換されるんだ

 

最近の日本語変換機能は、けっこう賢いので
ちょっと長めの文章でも、一発で変換してくれると思います。
「わがはいはねこである」なんて文章も
一度で「吾輩は猫である」に変換されます。

うまく変換できない場合は、入力間違いを見てみましょう。
「和賀は岩根湖である(わがはいわねこである)」なんて
間違える場合が多いようです。
また、となりのキーを間違えて押してしまったり
ローマ字の組み合わせを間違える場合も結構あります。

「上手に漢字まじりに変換する」よりも
まずは「ひらがなを正しく入力する」のが重要なのです。

練習するトコロ

 

上手に変換するため、入力ミスを減らそう。

人間というものは、なかなか間違いを減らせません。

日本語を入力する場合も、変換ミスよりも入力ミスが目立ちます。

上手に効率よく入力するためには、
いっきに長い文章を入力するのではなく、
こまめに区切って入力するのがお薦めです。

「吾輩は猫である」と入力する場合も、
「わがはいは」と「ねこである」を区切って入力しないと
間違えても、すぐに見つけられないのです。

例えば、次のように表示されたら、
どこが間違ってるかひと目で分かりますか?

和賀は岩根湖である

「わがはいわ」と入力したので
日本語変換が、次のように勘違いしてしまったのです。

わがは いわねこである

でも、悪いのは日本語変換ではありません。
ひらがなを間違えてるのが原因なのです。

こんな失敗をしないためには、
次のように、文章を細かく区切って入力するのが一番です。

わがはいはねこである

長い文章を入力してから間違いを見つけるのは、結構大変です。
でも、細かく区切って入力すれば、間違えてもスグに直せますよネ。
特に、キーボードに慣れないうちは、
こまめに変換した方が、確実に入力が早くなります。

さて、[変換]キーを押した後で入力間違いに気づいたら
こんなふうにして修整します。

[変換]キーを押した後で[ESC]キーを押すと
変換前の状態に戻るのです。

ここで矢印キー[←][→]を押せばカーソルが移動しますから、
[BackSpace]キーで不要な文字を消して
正しい文字を入力します。

この修整方法は、「ちょっと前の間違いを発見したら」で紹介しました。

では、欲しい漢字が一発で出てこない時は、どうすればいいでしょう?

これも簡単です。もう一度[変換]キーを押せば良いのです。
すると、他の変換候補が表示されます。

ここには、変換候補が一覧表示されています。
色が反転しているのが、選択中の候補です。
下の候補を選択するには、もう一度[変換]キーを押しましょう。
通り過ぎてしまった時は、[↑]キー(上向きの矢印)で戻ります。
入力したい候補のトコロに来たら、[Enter]キーで確定します。

初心者が上手に変換するためには
こんなふうに操作しましょう。
ちょっとまとめておきますネ。

こまめに区切って変換する
[ESC]キーで変換前に戻る
変換前に戻ったら、矢印キーと[BackSpace]キーで修正する
[変換]キーで、他の候補が表示される

では、練習問題をやってみましょう。
例によって、夏目漱石の「吾が輩は猫である」の登場です。
「ここで区切ると良いよ」という位置に印がつけてあります。
ひらがなに注意しながらやってみましょう。

No 問題
* わがはいはねこである。
吾輩は猫である。
1 なまえはまだない。
名前はまだ無い。
2 どこでうまれたかとんとけんとうがつかぬ。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
3 なんでもうすぐらいじめじめしたところで
何でも薄暗いじめじめした所で
4 にゃーにゃーないていたことだけはきおくしている。
にゃーにゃー泣いていた事だけは記憶している。
5 わがはいはここではじめてにんげんというものをみた。
吾輩はここで始めて人間というものを見た。
6 しかもあとできくとそれはしょせいという
しかも後で聞くとそれは書生という
7 にんげんじゅうでいちばんどうあくなしゅぞくであったそうだ。
人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
8 このしょせいというのはときどき
この書生というのは時々
9 われわれをつかまえてにてくうというはなしである。
我々を捕まえて煮て食うという話である。
10 しかしそのとうじはなんというこうもなかったから
しかしその当時は何という考もなかったから
11 べつだんおそろしいともおもわなかった。
別段恐しいとも思わなかった。
12 ただかれのてのひらにのせられて
ただ彼の掌に載せられて
13 すーともちあげられたとき
すーと持ち上げられた時
14 なんだかふわふわしたかんじがあったばかりである。
何だかふわふわした感じがあったばかりである。
15 てのひらのうえですこしおちついてしょせいのかおをみたのが
掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのが
16 いわゆるにんげんというもののみはじめであろう。
いわゆる人間というものの見始めであろう。
17 このときみょうなものだとおもったかんじがいまでものこっている。
この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。
18 だいいちけをもってそうしょくされべきはずのかおが
第一毛をもって装飾されべきはずの顔が
19 つるつるしてまるでやかんだ
つるつるしてまるで薬缶だ。


このボタンを押すと、入力した内容をすべて消します。
もう一度、はじめから練習したい時に押しましょう

No. : 913.6 な そ
著者名 : 夏目漱石
書籍名 : 吾輩は猫である(新字・新仮名遣い)
底本 : 「夏目漱石全集1」ちくま文庫、筑摩書房
1987(昭和62)年9月29日第1刷発行
底本の親本 : 「筑摩全集類聚版夏目漱石全集」筑摩書房
1971(昭和46)年4月~1972(昭和47)年1月にかけて刊行
入力者名 : 柴田卓治
校正者名 : 渡部峰子、おのしげひこ、田尻幹二、高橋真也、しず、瀬戸さえ子

慣れてきたら長めに入力してみよう。

キーボードに慣れないうちは、
こまめに変換するのが効率が良いんですが
やっぱり変換回数が多いと大変ですよネ。
入力や変換に慣れきたら、少し長めに入力してみましょう。

例えば、次のように1回づつ区切るかわりに

わがはいはね こである。

この文章を一気に入力してしまうのです。

わがはいはねこである。

[変換]キーを使うのは、今までといっしょです。
確定するときは[Enter]キーを押しましょう。
そして長めの文章の時、2つか3つの文節をまとめて変換するのです。
「複数の文節をいっしょにする」と言うより、
「意味のまとまり毎に変換する」と考えると良いでしょう。

どこでうまれたかと んとけんとうがつかぬ。

日本語変換では、複数の文節があると、
その前後の文節によって変換候補が変わるという
とっても賢い機能があります。

あついおちゃ → 熱いお茶
あついほん  → 厚い本

こんなふうに同じ「あつい」でも、
「お茶」なのか「本」なのかに寄って
変換候補が自動的に違ってくるのです。

さて、文章を長めに入力して
目的の漢字が一発で出てこなかった場合はどうしましょう。
こんな文章で考えてみましょう。

おおきなはちをかう

このひらがなを変換したら、こんなふうに変換されました。
(Windowsのバージョンによって異なります)。

大きな蜂を飼う

「蜂」は生き物なので、「かう」を「飼う」と変換するのは
とても自然なんですけど、
本当は、こんなふうに変換したいのです。

大きな鉢を買う

それでは、これを実際に操作しながら見ていきましょう。

① まず「おおきなはちをかう」と入力する
②[変換]キーを押す

[変換]キーを押すと、漢字まじりの文章に変換されます。
このとき、自動的に文節ごとに分けられて
最初の文節が変換できるようになります。

最初は「おおきな」の下線が太くなっていますネ。
この部分が、選択中の文節です。

最初の文節の変換方法は、前に説明したのと同じです。
もう一度[変換]キーを押すと
その文節の変換候補が表示されるので
[変換]キーか[↑]キーで選択します。
すでに「大きな」となっていれば
特に変換しなくても良いでしょう。

では、2番目の文節を変換してみます。

③後ろの文節を別の漢字にしたいときは、[→]キーを押す
④「はちを」を選んで[変換]キーを押すと、 変換候補が表示される

[→]キーを押すと「はちを」の下線が太くなりました。
今度は、この文節が選ばれたのです。
[←]キーを押すと、また前の文節が選択されます。
このように[→]キーと[←]キーで
変換する文節を選ぶのです。

さらに次の文節を変換する場合は
また[→]キーを押します。

⑤ その中から「鉢を」を選んだら、また[→]キーを押す

「かう」の下線が太くなって、変換できるようになりました。
「はちを」の部分は、さっき選んだ「鉢を」に変換されています。

このように、変換中は[→]キーか[←]キーで
変換する文節を選ぶことができます。
下線が太くなっているのが、選択中の文節です。

⑥あとは、同じようにして「かう」を「買う」と変換すればお終い
⑦一番最後に、確定の[Enter]キーを押す

いくつかの文節をまとめて変換する方法を説明してきました。
この賢い機能のおかげで、長めに文章を入力すると
目的の漢字に一発で変換できるのです。
ただし、これはあくまで「ひらがな」を間違えなくなってから。
「ひらがな」を間違えているうちは、一発変換なんて望めませんから
とにかくたくさん練習しましょう。

ひらがなの入力を間違えたら、[ESC]キーで変換前に戻ります。
これも前回説明しましたネ。

なお、日本語変換には便利な学習機能がついています。
これは、一度使った漢字を優先的に表示する機能です。
「はちをかう」を「鉢を買う」と変換したら、
2回目からは、「蜂を飼う」より先に
その候補を表示するのです。

ですから、何度も「大きな鉢を買う」をテストしていると
2回目からは、すんなり変換できてしまうかも知れません。
自分なりに、色々な例文で試してみると良いでしょう。

練習するトコロ

1.四角い場所の中に、矢印(マウスポインタ)を合わせる。
2.その場でクリック(マウスの左ボタンをカチッと押して、すぐはなす)
3.左上で、タテ棒がピコピコ点滅し始めたら、練習の準備完了

文節の区切りが違っていたら。

長めに文章を入力すると
今度は別の問題が発生します。
日本語変換が、文節の区切りを勘違いするのです。
「吾が輩は猫である」を例に取ると

わがはいはねこである

和賀は岩根湖である

なんて具合に、文節の区切りが違ってくる場合があるのです。
何年か前のテレビCMでは、こんなのもありました。

入れ立てのお茶

入れた手のお茶

また、こんなふうに二重に変換できる場合もあるでしょう。

大きなぞうがめに入る

大きな象が目に入る

日本語変換は、「は」とか「が」「な」といった文字を基準に
文節を判断しているので、こんなコトが起こります。
日本語入力でうまく変換できない時は
この区切りの間違いが案外多いのです。

もしも区切りが間違っていたら
次のようにして、正しい区切りを教えてやります。

前回、文節の位置を移動するには[←][→]キーを使いました。
文節の区切りを修整するには、[SHIFT]キーを押しながら
[←][→]キーを押してやります

文節をのばす [SHIFT]+[→]

文節を縮める  [SHIFT]+[←]

試しに「わがはいはねこである」を変換してみてください。
まず、[→]キーで、変換対象の文節が変わりますよネ。

ここで[SHIFT]キーを押しながら[→]キーを押してみましょう。
文節の選択範囲が一文字分長くなります。
[SHIFT]キーを押しながら[←]キーを押すと
文節の選択範囲が短くなります。

もう一度[変換]キーを押すと
その文節に合わせて変換候補が表示されます。

これらの操作がややこしいと思ったら、
文節をひとつづつ区切って変換してやっても良いでしょう。
うまく行かない時には確実な方法です。

では、今日も練習してみましょう。
また「吾が輩は猫である」ですが、
同じ文章で何度も練習していると
例文を覚えてしまいますから
それだけ入力に集中できるようになります。
いちいち画面を見直さなくてもキーボードを探せるのです。

練習問題

No 問題
1 わがはいはねこである。
  吾輩は猫である。
 
2 なまえはまだない。
  名前はまだ無い。
 
3 どこでうまれたかとんとけんとうがつかぬ。
  どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
 
4 なんでもうすぐらいじめじめしたところで
  何でも薄暗いじめじめした所で
 
5

にゃーにゃーないていたことだけはきおくしている。

  にゃーにゃー泣いていた事だけは記憶している。
 
   
6 わがはいはここではじめてにんげんというものをみた。
  吾輩はここで始めて人間というものを見た。
 
7 しかもあとできくとそれはしょせいという
  しかも後で聞くとそれは書生という
 
8 にんげんじゅうでいちばんどうあくなしゅぞくであったそうだ。
  人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
 
9 このしょせいというのはときどき
  この書生というのは時々
 
10 われわれをつかまえてにてくうというはなしである。
  我々を捕まえて煮て食うという話である。
 
   
11 しかしそのとうじはなんというこうもなかったから
  しかしその当時は何という考もなかったから
 
12 べつだんおそろしいともおもわなかった。
  別段恐しいとも思わなかった。
 
13 ただかれのてのひらにのせられて
  ただ彼の掌に載せられて
 
14 すーともちあげられたとき
  すーと持ち上げられた時
 
15 なんだかふわふわしたかんじがあったばかりである。
  何だかふわふわした感じがあったばかりである。
 
   
16 てのひらのうえですこしおちついてしょせいのかおをみたのが
  掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのが
 
17 いわゆるにんげんというもののみはじめであろう。
  いわゆる人間というものの見始めであろう。
 
18 このときみょうなものだとおもったかんじがいまでものこっている。
  この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。
 
19 だいいちけをもってそうしょくされべきはずのかおが
  第一毛をもって装飾されべきはずの顔が
 
20 つるつるしてまるでやかんだ
  つるつるしてまるで薬缶だ。
 


このボタンを押すと、入力した内容をすべて消します。
もう一度、はじめから練習したい時に押しましょう。

No. : 913.6 な そ
著者名 : 夏目漱石
書籍名 : 吾輩は猫である(新字・新仮名遣い)
底本 : 「夏目漱石全集1」ちくま文庫、筑摩書房
1987(昭和62)年9月29日第1刷発行
底本の親本 : 「筑摩全集類聚版夏目漱石全集」筑摩書房
1971(昭和46)年4月~1972(昭和47)年1月にかけて刊行
入力者名 : 柴田卓治
校正者名 : 渡部峰子、おのしげひこ、田尻幹二、高橋真也、しず、瀬戸さえ子

カタカナにしたい。英数字にしたい。

漢字に思いどおりに変換できるようになれば
あなたの文章入力能力もたいしたモノです。
変換間違いや修整ミスで、恥ずかしい思いをするコトもないでしょう。

でも、もうひとつだけ知っておいて欲しい機能があります。
カタカナと英数字への変換です。
これを説明しないのは、片手落ちと言うモノです。

でも、ぜんぜん難しくありません。
すごく簡単です。
[変換]キーを押すかわりに、次のキーを押すだけです。

カタカナへの変換を試してみましょう。

①”あいうえお”と入力
②[F7]キーを押す
③”アイウエオ”と変換されるので、[enter]キーで確定する

どうです。簡単でしょ。
今度は、英数字への変換です。

①”あいうえお”と入力
②[F10]キーを押す
③”aiueo”と変換されるので、[enter]キーで確定する

これも簡単。
この[F10]キーを繰り返し押すと、
大文字になったり、先頭だけが大文字になったりします。

ここでのポイントは、文字を入力してから
カタカナにするか英数字にするか決めると言うコト。
「入力する前にカタカナモードに切り替える」
なんて人もいるようですが、
それだと、入力した後に元に戻さなきゃならないですよネ。
つまり、最初と最後の2回、モードを切り替えなきゃいけない。
二度手間ですよネ。
前にモードを切り替えるより
あとからモードを指定する方が、手間がかからないのです。
長めに文章を入力する人は、いったん[変換]キーを押してから
文節ごとに[F7]キーや[F10]キーを押してやります。

練習問題

さて今日の練習では、ひらがなとカタカナ・英数字の混じった
文章に挑戦してみましょう。

前半は、「シャーロック・ホームズの帰還」に収録された
「ノーウッドの建築家」です。
例によって青空文庫から持ってきました。

後半は、Linuxというソフトウェアの解説「伽藍とバザール」の一部。
山形浩生さんのホームページからもらってきました。

まあそんなに難しくないトコロなんですが
コンピュータ用語が英語で出てくるので、
意味がさっぱりわからないかも・・・・

No 問題
1 ここすうかげつのきょうどうせいかつは
  ここ数ヶ月の共同生活は
 
2 ほーむずがいうほどにひまだったわけではない。
  ホームズが言うほどに暇だったわけではない。
 
3 このきかんにつけたのーとをめくってみれば、
  この期間につけたノートをめくってみれば、
 
4 ぜんだいとうりょうむりろのぶんしょじけんがおさめられているし、
  前大統領ムリロの文書事件が収められているし、
 
5 あのおらんだきせんふりーすらんどじけんという
  あのオランダ汽船フリースランド事件という
 
6 しょうげきてきなじけんもある。こうしゃのじけんでは、
  衝撃的な事件もある。後者の事件では、
 
7 われわれまであやうくいのちをおとしそうになったのだ。
  我々まであやうく命を落としそうになったのだ。
 
   
8 sendmailのてんそうきのうはつかえない。
  Sendmail の転送機能は使えない。
 
9 snarkはねっとにつないでないときも
  snark はネットにつないでないときも
 
10 IPあどれすもこていされてないからね。
  IP アドレスも固定されてないからね。
 
11 SLIPせつぞくけいゆでてをのばして、
  SLIP 接続 経由で手をのばして、
 
12 めーるをろーかるましんにひっぱってきてくれる
  メールをローカルマシンに引っ張ってきてくれる
 
   
13 そんなそふとがほしかったわけだ。
  そんなソフトがほしかったわけだ。
 
14 そういうそふとがあるのはしっていたし
  そういうソフトがあるのは知っていたし
 
15 そのほとんどが POPーPost Office Protocol
っていう
  そのほとんどが POPーPost Office Protocol っていう
 
16 かんたんなあぷりけーしょんぷろとこるをつかってることもしってた。
  簡単なアプリケーションプロトコルを使 ってることも知ってた。
 
17 そして、たしかにlockeのBSD/OSには、
  そして、確かに locke の BSD/OS には、
 
18 ちゃんとPOP3サーバソフトがふくまれているではないの。
  ちゃんと POP3 サーバソフトが含まれているではないの。
 


このボタンを押すと、入力した内容をすべて消します。
もう一度、はじめから練習したい時に押しましょう。

著者名 : ドイル、アーサー・コナン
(アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle)
訳者名 : 枯葉
書籍名 : ノーウッドの建築家
原本 : "The Return of Sherlock Holmes"所収 "The Adventure
of the Norwood Builder"
底本の親本 :
入力者名 : 枯葉
校正者名 :

著者名:レイモンド・エリック・S
(エリック・S・レイモンド Eric S. Raymond)
訳者名: 山形浩生 YAMAGATA Hiroo
書籍名:伽藍とバザール
原本:The Cathedral and the Bazaar
1999/07/30版、1999/08/16訳更新, 2000年5月2日更新

変換操作のまとめ。

ひらがなを漢字まじりの文章に変換する方法を解説しました。
覚える操作は、とりあえずこのくらい。
ちょっとここで、整理しておきましょう。

・ひらがなを入力したら[変換]キーで変換する
・[変換]キーを繰り返し押すと、次々と候補が表示される
・入力間違いが見つかったら、[ESC]キーで前の状態に戻す

・欲しい文字が見つかったら、最後に確定の[Enter]キーを押す

・[F7]キーでカタカナ、[F10]キーで英数字

・文節ごとに変換すると確実
・慣れてきたら、長めに文章を入力しよう
・[←][→]キーで、変換対象の文節が変わる
・[SHIFT]+[←][→]キーで、文節の範囲が変わる

新しく登場したキーも5つだけです。

操作は合ってるはずなんだけど
どうしてもうまく変換できないという人は
次の2つの問題を考えてみてください。
変換がうまくならない人は、
こんなトコロでつまずいているコトが多いようですヨ。

入力間違いを減らそう

まず最初の問題点。
何度も言いましたけど、ひらがなの入力間違いはありませんか。

ひらがなの間違いが多い人は、
ローマ字の入力をおさらいしてみましょう。
案の定「引っかかるポイント」で引っかかっていたり
“っ”のような小さなひらがなで失敗していませんか?
また間違えるときは、いつも同じパターンじゃありませんか?
それをちゃんとふまえて、もう一度ローマ字の練習をやると
効果的だと思います。

こまめに変換するのが確実です

もう一つの問題点は、文節の区切りについて。

文節の区切りが、うまく修整できない人は
焦らずに、こまめに変換するのが確実です。

実は、私も昔のクセが抜けなくて
結構こまめに変換してるんですが
それでも手書きよりも早く入力できます。

100点を取ることを目指しても意味がありません。
メールを出したり、たくさんの文章を書く中で
少しづつ慣れていけば良いと思います。

[ESC]キーの使い方を覚えよう

これらの問題点の以前に、
自分が、どこを間違えているか良くわからないと言う人は
[ESC]キーの使い方を覚えましょう。

[ESC]キーは、変換動作を取り消すためのキーです。
[変換]キーを押した後にこのキーを押すと
変換前の状態に戻ります。
どうもおかしいと思ったら、[ESC]キーを押して
じっくりと原因を調べてみると良いでしょう。

間違いが分かったら、[BackSpace]キーと[←][→]キーで文章を修正します。
この操作は、Part3で詳しく説明したので、
そっちを読んでおさらいしてください。


漢字への変換で覚えておくコト、結構少ないでしょ。
よく分からなくなっても、カンニングすれば済むでしょう。
こまめに文節を区切るなら、[変換]キーと[ESC]キーだけで
できるはずです。
うまく行かないとしたら、もうちょっと練習してみてください。

練習量が重要です

学校を卒業したばかりの新入社員が
あなたの部署に来た場合を想像してください。
最初は、仕事が何もできないで「とりあえずパソコンでも」と
ワープロをやってもらいますよね。
すると、最初はたどたどしくても、
1週間もすればバリバリ使えるようになります。
パソコンが苦手なあなたにとっては、これは脅威かも知れません。

でも、考えてみれば当たり前なのです。
彼らにしてみれば、他にするコトもないので、
1日中ワープロをやる訳です。
1日8時間として、1週間で40時間。
これだけ練習したら、誰でも覚えてしまうでしょう。

一方、あなたはどのくらい練習しましたか。
10分くらい?

パソコン教室に通っても、文章入力の練習はほんのわずかです。
週に一度では、練習時間もたかが知れています。
1週間で40時間の人にかなうわけがないのです。
一日中パソコンの練習をする必要はありませんが
それでも、できるだけ練習量を増やす必要はあるでしょう。
1日30分でもかまいません。

時間が取れないのなら、メールを出したり
掲示板に書き込んだりすれば良いのです。
仲間同士でメール交換すれば、かなり練習になりますよ。
また、思い切ってブログやSNSをやっても面白いでしょう。
それに、やみくもに練習するより
「引っかかるポイント」がわかってるだけ
上達も早いはずです。
ここまで来れば人に見せられる文章が書けますから
どんどん積極的になりましょう。

では、これで「Part5. 上手に漢字に変換しよう」は終了です。
続いて、「Part6.間違えたトコロを修正しよう」に進みましょう。