2005年頃に、OSIが数の増えたオープンソースライセンスを分類する計画があるというようなニュースがありました。今見てみたところ、すでに分類が完了していました。
こんな項目で分類されています。日本語訳は適当ですので、ご意見がありましたら、コメントください。
- Licenses that are popular and widely used or with strong communities
人気があり、かつ幅広く使われている、または強い共同体で使われているライセンス - Special purpose licenses
特別な目的のライセンス - Other/Miscellaneous licenses
その他のライセンス - Licenses that are redundant with more popular licenses
人気があるものと重複するライセンス - Non-reusable licenses
再利用できないライセンス - Superseded licenses
取って代わられたライセンス - Licenses that have been voluntarily retired
自主的に使用を停止したライセンス - Uncategorized Licenses
分類できないライセンス
「数が多すぎて困る」という話があったけれども、こうしてあらためて眺めてみると、あれがここに入るのかという驚きもありつつ(Artistic license とか)。
Licenses that are redundant with more popular licenses
は、字義通りに読めば「より一般的なライセンスと内容が重複しているライセンス」という意味ではないでしょうか。また、redundantの語からは「OSL全体から見ると冗長な(あえてそちらを使う理由がない)ライセンス」というニュアンスも感じます。
muさん
ご指摘ありがとうございます。
なるほど、と思いましたので、修正してみました。
リダンダントは技術用語でも”冗長”という意味で使いますね。