NPOにおけるOSS利用の実証実験

すっかり見逃しておりましたが、2008年8月に報告書が出ています。

ひょうごんテックは、兵庫県を中心とした市民活動団体に対して、ICT(情報通信技術)の面からサポートを行っている中間支援団体で、今回の実証実験は、ひょうごボランタリー基金の中間支援活動の助成を受けているそうです。また、昨年のOSC2008京都でもレポートしているそうです。

報告書をざっと目を通しただけですが、参考資料としてOpenOffice.org(Writer)をMS-Wordライクな標準書式にする方法や、OpenOffice.org(2.3)の利用上の問題についても触れています。「Creative Commons License 表示-非営利-改変禁止 2.1 日本」で公開されています。

真面目にやっているところほど、基本お金がなさそうですから、こういう実績が積み上がっていくのは有効ですね。
オープンソースのコミュニティは、どうしても技術に興味がある人向けに情報発信していくことになりがちだから、こういうふうに異なる分野の人たちが取り上げてくれるのは、とてもウレシイし、役に立つんじゃないかな