Office 2010を導入してみた

Baby

恵比寿から3年半あまり使ってきた会社のノートPCが、どうしようもないほど重たくなったので、替えてもらった。今度はデスクトップPC。持ち運びはできないけれど、画面はでかいし、ハードディスクはたっぷり。その上、余計なソフトは入れてないせいか、サクサク動きく。

ただし、そのついでに、マイクロソフト オフィス2010になってしまった。今までは、2003を使っていたけれど、周りで2007のファイルを送りつけてくる奴が増えてきたり、PDFファイルに変換することが増えてきたので、これを機会に2007にしようかなと思っていたら、「もう2010出ているんで、好きなほう入れてください。」

というわけで、思い切って入れてみた訳ですよ。そしたらサ、結構使いやすい。イヤほんと。

従来のUIは、膨大な機能のうち20%くらいしか使いこなしていないんだって。80-20の法則というやつだ。機能はあるんだけれど、その機能があること、どこにあるかを知らない。というような状況だったらしい。だから、新しいリボンUIは、やりたいことを実現する機能を探しやすくなるように作られているとか。

たしかに、「今までの場所に、ほしい機能がない!」というストレスはあるけれど、じゃあそれがどこにあるか、探す気になれば、案外簡単に見つかる。おお、いいじゃないか、リボンUI。
探しやすいと感じる理由は、

  • タブによる分類が作業プロセスっぽくなっている
  • リボン上に表示される情報が多い
  • 表とか図形を選択すると、その部品専用のタブが、目立つように追加表示される。
  • リボンのすぐ下をクリックすると、すぐダイアログボックスが表示される
  • 機能を呼び出したい場所で、右クリックで何とかなる。

という感じかな。2010では、リボンのカスタマイズも割と簡単なので、自分好みに変えておいてもいい。

事前に、マイクロソフトの基本チュートリアルをちょっとだけやっておくのがオススメです。そうすれば、リボンUIの考え方がわかるしね。あと、2007から2010で、こまごま改良されているらしく、2007をスキップしたのも正解だったのかも。

とはいえ、古いオフィスとの互換UIに、引き続き人気があるのも、よくわかる。

『幸先のよいスタートを切ったオフィス2010だが、将来も安泰かと言うと、そうとは言い切れない。オフィス互換ソフトメーカーのシェアがじわじわと伸びているからだ。特に、キングソフトの「オフィス2010スタンダード」は、5月のオフィスソフト部門ランキング(BCN調べ)で初の首位に立つなど、勢いを増している。 』
Office 2010は出足好調、2007の重さを解消、軽快に動作:IT羅針盤

BCNの売り上げランキングには出てこないけれど、OpenOffice.orgの人気の秘密もそこだしネ。

マイクロソフトが主張するように、事務作業の生産性が向上するのか。それは、これからのお楽しみ。