日経パソコン2011年7月11日号に、こんな特集記事が載っています。
MS Officeからの乗り換えが本格化
互換オフィスの実力
山形県庁や徳島県庁が庁内のパソコン全てにOpenOffice.org を導入するなど、Microsoft Officeから「互換オフィス」への乗り換えが本格化している。今、互換オフィスが注目される理由とその特徴、導入に当たっての注意点、さらには主立ったプレーヤーを紹介しよう。
- 日経パソコン 最新号もくじ
- ちょっと立ち読み(PDF)
日経パソコンは、これまでも時々、OpenOffice.org(または互換オフィス)を取り上げてきました。
- Placebo Effect » 日経パソコン6.8号の特集3は「互換オフィスの選び方」
- Placebo Effect » Web版日経パソコンで、OpenOffice.org紹介記事
- Placebo Effect » 無料オフィスソフトのビジネス利用が進む | nikkei BPnet
今回は、県庁レベルでの導入事例も出てきたOpenOffice.orgに加えて、JUST Office、KINGSOFT Office 2010がまな板に上がっています。特集3から特集2に格上げでしょうか。OpenOffice.orgは、Calcにフリガナ関数(Phonetic)がない、マクロが独自、といったあたりが指摘されています。あと、LibreOfficeのことも少しだけ紹介されています。
パソコン雑誌としては老舗ですし、Linuxユーザーとは異なる読者層なので、影響力は小さくないと思います。一方で雑誌としては、最近スマートフォンやタブレットの特集が多く、脱Windowsを通り越して脱パソコンという感じなのかも知れません。