ソースネクストから、Webオフィススィート「ThinkFreeてがるオフィス」を4月3日から3970円で発売すると発表した。Microsoft Office互換を大きく謳っています。1GBとのオンラインストレージ付と思えば便利かも。で、その実力は、どうなんでしょう。
- ソースネクスト ThinkFreeてがるオフィス beta版
- 製品紹介
- プレスリリース(PDF, スクリーンショットと概要)
ちなみに、Techinsight Japanがこのニュースを報じていますが、その冒頭でこんな記述があります。
会社で作った表計算ファイルを、家で修正加工したいが、マイクロソフトオフィスは個人で買うには高すぎる。無料のOpenOffice.orgは、細かい互換性に問題があって使えない。
そんな悩みを解決するのが、「ThinkFree てがるオフィス」だ。
まー確かにOpenOffice.orgに細かな互換性の問題があることは確かですが、それはMicrosoft Officeのバージョン間にもある(^^ 2003と2007では全く操作性が異なると言うし。となると、「ThinkFree てがるオフィス」でいったいどんな悩みを解決するんでしょうか。
煽りで名前を出すのなら、OpenOffice.orgのどのあたりに互換性に問題があるか、そしてThinkfreeがそれをどう解決しているのか、きちんと書いてほしいものです。
「マイクロソフトオフィスと同じファイル形式を使用しているため、OpenOffice.orgのような互換性の問題は生じない。」
といったあたり。この記事を書いた人は、
(1) OpenOffice.orgがMS-Office2003までのファイル形式に対応している。
(2) 「互換性」という言葉を使うときは、何に関する互換性の事を言っているのか(単にファイルが開けるかどうかの互換性?UIの互換性?レイアウトのずれが少ないという意味での互換性?マクロの互換性?など)をきちんと書かないと意味が無い。
といった事が理解できていない様に読めますね。
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