Webオフィス」タグアーカイブ

ODFを直接いじれるWiki登場か。

Feeding gulls
Photographer James Jordan

OpenOffice.orgで直接編集できるWiki「ODF Wiki」が開発中だそうです。作っているのは、SunのKay Rammeさん。OOo日本語プロジェクトのdiscuss-MLで、khiranoさんが投稿した話題です。

詳しい動作は、次のYoutubeを見てもらうと良いと思います。

ApacheにWebDAVを入れて、あとはいくつかのbashスクリプトやら何やらで出来ているそうです。

オフィススィートをWebサービス化しようというアプローチは、GoogleやMSやAdobeや、さらにその他いろいろなところがやろうとしているわけですが、どれもサービス側はクローズドだったりします。これは、そこに風穴をあけてしまうかも(そして、リソースを提供する企業が大きな利益を得そうです。Sunのように)。


OpenOffice.orgのエクステンションはどうやって作成するのですか

faq/4/413 – OpenOffice.org Q&A
「エクステンションはどうやって作成するのですか」

OpenOffice.orgの機能拡張(エクステンション)をチョロっと作ってみるための解説。いわゆる、プラグインとかアドオンとか、そういう奴。OOoQ&Aに鎌滝さんが書いてみます。メモしておかねば。


無料のOpenOffice.orgは、細かい互換性に問題があって使えない

ソースネクストから、Webオフィススィート「ThinkFreeてがるオフィス」を4月3日から3970円で発売すると発表した。Microsoft Office互換を大きく謳っています。1GBとのオンラインストレージ付と思えば便利かも。で、その実力は、どうなんでしょう。

ちなみに、Techinsight Japanがこのニュースを報じていますが、その冒頭でこんな記述があります。

会社で作った表計算ファイルを、家で修正加工したいが、マイクロソフトオフィスは個人で買うには高すぎる。無料のOpenOffice.orgは、細かい互換性に問題があって使えない。
そんな悩みを解決するのが、「ThinkFree てがるオフィス」だ。

まー確かにOpenOffice.orgに細かな互換性の問題があることは確かですが、それはMicrosoft Officeのバージョン間にもある(^^ 2003と2007では全く操作性が異なると言うし。となると、「ThinkFree てがるオフィス」でいったいどんな悩みを解決するんでしょうか。

煽りで名前を出すのなら、OpenOffice.orgのどのあたりに互換性に問題があるか、そしてThinkfreeがそれをどう解決しているのか、きちんと書いてほしいものです。


Adobe WebオフィスのBuzzword

これは昨年10月のニュースなんだけど、一応押さえておかないと。もうすっかり次世代のオフィススィートはWebで決まりという感じになってまして、Google、Microsoftなどなどがバリバリと参入しております。実は、Adobeも次の手を打っております。Adobeさんは、もともとPhotoshopとかFlashとかグラフィックとWebに強い大企業ですし、もちろんPDFも持っている。FlexとかAIRで、リッチクライアントフレームワークに対する布石も盤石。で、WebオフィスのBuzzwordを提供しているVirtual Ubiquityを買収するのです。

PDFやFlashをベースにしたツールは、アンチエイリアスのかかり具合とか、見た目がカッコイイよね。

群雄割拠…もう、ブルーオーシャンなんて言ってられない。

それに、これだけいろいろなWebオフィスがあるのに、いっこうにブレイクするものが存在しないのはナゼなんでしょう。それをどのようにクリアするのか、それが問題だ。