日本語キーボードの歴史 その1

ここから、Part7の始まりです。
色々な種類の文字を入力する方法を説明していきましょう。

キーボードは、最初から今みたいになっていた訳ではありません。
パソコンの性能向上に合わせて、少しづつ進化してきたのです。
その進化につき合ってみれば、しごくまっとうな機能向上なのです。
そこで、キーボードの歴史を少したどってみるコトにしましょう。
ややこしいキーボードも、足跡を追えば、もっと理解できると思います。

まずは1970年代、
パソコンが初めて登場した頃までさかのぼりましょう。

1977年、はじめてパソコンが登場しました。
インベーダーゲームとほぼ同年代。
ファミリーコンピュータが登場するちょっと前です。

LSIという同じテクノロジーの産物なので、
この頃はこういうモノが次から次へと登場しました。
しかし、まだパソコン(パーソナルコンピュータ)という用語は
定着していませんでした。
マイコンブームと呼ばれていたんです。

最初に登場したパソコンのひとつに
アップルコンピュータ社のApple][がありました。
アップルは、いまiPhoneやiMacを作っている会社ですね。
このApple][、だいたいファミコンと同じくらいの性能でした。

Apple][ こんなでした

Apple][には、最初からキーボードがついていました。
英語タイプライターと同じように使います。
アメリカ生まれの製品だったので、
これはとても自然なコトだったんです。
現在のアメリカのパソコンでも同じですよネ。
最初からタイプライターと同じなので、
アメリカ人は、新しいコトをわざわざ勉強しなくても
そのままパソコンで、キーボード入力ができるのです。

日本語キーボードの歴史 その2

apple][の登場のすぐあとに、
日本製のパソコンが発売されました。
NECのPC-8001です。
(マイクロソフト社のBASICが搭載されてました)
これは英語だけなく、
ちょっとだけ日本語が表示できるようになってました。
といっても、本当にほんのちょっとだったんです。

今のパソコンは、とっても高性能ですよね。
画面サイズも、1024×768ピクセルなんていうのが
すっかり当たり前になりました。

ピクセルというのは、画面を構成するマス目のコトです。
1024×768ピクセルというコトは、
横に1024個・縦に768個のマス目が
並んでいるコトになります。

さて、25年前のパソコンでは、こんな性能は求めようがありません。
画面サイズも、160×100ピクセルで8色なんて言うのが精一杯でした。
一文字の大きさは、8×8ピクセルで、
80文字x25行がなんとか表示できました。
(計算すると数字が合いませんが、 こんなふうな回路になっていました)

8×8ピクセルでは、ひらがなや漢字は表示できません。
できなくも無いんですけど、文字数が膨大に増えるので
当時のパソコンには収録できませんでした。
そこで、表示できるのは英数字とカタカナだけになったのです。

このカタカナを入力する時は
キーボードの[カナ]キーを押しました。
こうすると、カナモードになって、
キートップに印字してあるカタカタが入力できたのです。
キ-トップの右側にある文字です。
カナモードの間は、英数字は入力できません。
もう一度、[カナ]キーを押すと、通常の入力に戻りました。

現在のパソコンにも、[カナ]キーの名残があります。
日本語入力のツールバーで
右下の”KANA”をクリックすると、カナモードになります。

パソコン初心者は、
何かの拍子に、 このキーを押してしまって
「カタカナしか出なーいッ」なんて事がりますが
それは、こう言うことだったのです。

日本語キーボードの歴史 その3

1982年、PC-9801が発売されました。
16bitパソコンの登場です。
今から、ちょうど20年前のコトです。

NEC PC-9801

この頃から、パソコンの性能が高くなって
「ひらがな」と「漢字」が表示できるようになりました。

従来のパソコンでは、性能が低くて、
英数字とカタカナしか表示できませんでした。
それが、16bitパソコンで「ひらがな」と「漢字」が
表示できるようになったのです。

「ひらがな」と「漢字」は、複雑な形をしているので
8×8ピクセルでは描くのが大変です。
そこで、32×32ピクセルで表示するコトにしました。
これなら、漢字の細部も、それほどつぶれずに済むのです。
このとき、従来の英数字とカタカナは
半分のサイズの16×32ピクセルで表示しました。

ひらがな・漢字の半分のサイズなので、
これを、「半角英数字」「半角カタカナ」と呼びました。
32×32ピクセルの普通の文字は、「全角ひらがな」と呼んでいます。
そして「全角ひらがな」には、漢字も含まれています。

この名前、どこかで聞いたコトありませんか。

実を言うと、
全角ひらがなには、カタカナと英数字も含まれています。
32×32ピクセルで描かれた全角カタカナと全角英数字があるのです。
ずいぶんややこしいですネ。

現在のWidowsパソコンでは、
文字サイズは問題ではありません。
フォントサイズが、自由に変えられるからです。
だから、パソコン初心者はその違いを、ほとんど意識していませんよネ。

でも、現在のパソコンにも全角と半角は残っています。
これを区別しないと、
今までの文書がキチンと表示できないからです。
ややこしいですけど、ちゃんと区別しておきましょう。

日本語キーボードの歴史 その4

PC-9801が登場した頃から、
日本語が表示できるようになりました。
でも、どうやって入力するかは別問題です。
PC-9801の場合は、マニュアルに漢字の一覧表が載っていて
それを見ながら文字コードを直接入力していました。
「阿」と表示させるには、
“88A2″と人間が入力していたのです。
これでは実用になりません。

そこで、現在の日本語入力とよく似た
日本語変換機能が開発されました。
ローマ字かカナを入力すると、
漢字に変換してくれました。

 

ただし、はじめの頃は
アプリケーションの一部になっていました。
日本語変換が、ワープロや表計算ソフトの一部だったのです。
そのために、日本語変換の操作が
アプリケーションごとに異なっていました。
ワープロと表計算で、入力方法が違っていたのです。

そこへ登場したのが
ワープロソフト一太郎です。
一太郎では、日本語入力機能が本体から独立していたので
他のソフトでも、それを利用できました。
つまり、どんなアプリケーションでも
同じ操作で日本語が入力できたのです。

この一太郎の日本語入力ソフトが、
ATOK(エートック)でした。
ATOKの操作方法は、現在の日本語変換機能とほぼ同じです。

このとき登場した「日本語入力」の操作が、
現在も引き継がれています。
そのため、この日本語入力を覚えた人は
ずーっと同じ方法で済んできたのです。
新しい方法が提案されても
それを苦労して覚えるより、
今までの方法を使い続ける方が簡単だったからです。

人間は、いちど覚えた方法は、
なかなか変えたくありませんよネ。
だから、パソコンの性能が上がっても
日本語の入力方法は、ほとんど変わりませんでした。
もしも変えていたら、今までパソコンを使っていたユーザーから
たくさんのクレームが寄せられたでしょう。

多分、これからもそれは同じでしょう。
今、キーボードの使い方を覚えてしまえば
もう新しい方法を覚える必要はないのです。

英語キーボードの打ち方。

さて、キーボードの動作は、
このキーボードの歴史といっしょに、
機能アップしてきました。

日本語のキーボードは、
Apple][などアメリカのパソコンの英語キーボードに
日本語機能を追加したモノです。

ここで、もうちょっと詳しく
英語キーボードの機能を見ていきましょう。
あなたのパソコンでも
日本語入力をオフにしたり、直接入力にすれば
英語キーボードと同じ働きになりますので
試してみてください。

英語キーボードは、こんなふうです。
キートップに印字してある文字が少ないので
ずいぶんスッキリしています。

実際に入力してみましょう。

[A]のキーを押すと、小文字で”a”と表示されますよネ。
[SHIFT]キーを押したまま[A]キーを押すと
大文字の”A”が入力できます。

これは、他のアルファベットのキーでも同じです。
[SHIFT]キーは、キーボードの左右にありますが、
どちらでも同じように動きます。

10本の指を全部使って入力するタッチタイピングでは、
左にあるキーを大文字にする時には、
右の[SHIFT]キーを押し、
右にあるキーを大文字にする時には、
左の[SHIFT]キーを押します。

上段に[1/!]キーがあります。
今度は、これを押してみましょう。
数字の”1″が入力されました。
[SHIFT]キーを押したまま[1/!]キーを押すと
記号の”!”が入力できます。

英語キーボードは、数字と記号が、
キートップの上下に印字されています。
そのままキーを押すと、下の文字”1″が入力され、
[SHIFT]キーを押しながらだと、上の文字”!”が入力されます。
キーボードの右側に記号のキーがたくさんありますが
これも同じように使います。

数字の”0″には、上の文字が書かれていませんよネ。
ですから、このキーだけ[SHIFT]キーを押しても
何も入力されないのです。

日本語キーボードでは、
この他に「ひらがな」や日本語特有の記号が
キートップの右側に印字してありますが、
これは、あとから追加されたモノなので
そのままでは入力できません。

昔の機械式のタイプライタは、
レバーに文字が刻まれてました。
文字の数だけレバーがあって、
ボタンを押して、そのレバーを紙に叩きつけたのです。
小学校で、ピアノの中をのぞいたコトがありますか。
あんな感じです。
紙とレバーの間には、
カーボン紙のようなリボンが挟まるようになっていて
これで文字を打ち出していました。

このレバーには、”A”と”a”の2つの文字が刻み込んでありました。
[SHIFT]キーを押すと、このレバーの位置が少しずれて
大文字の”A”と小文字の”a”を打ち分けていたのです。
レバーをずらす(シフト)させるから、[SHIFT]キーなのです。

補足

本当を言うと、英語キーボードと日本語キーボードは
違うトコロがいくつかあります。

特に、記号については、キーの配置が少し違っています。
(日本語キーボードはJIS配列、英語キーボードはASCII配列)
また、メーカーや製品によって
外側に配置された特殊なキーの配置が違っています。
デスクトップパソコンとノートパソコンでも違います。

でも、アルファベットの位置は同じだし、
[SHIFT]キーで大文字になる動作も同じなので、
この連載では、同じモノと説明しています。

キートップの刻印。

キートップに刻印された記号は、
25年前のパソコンから変化していません。
だから、普通に英語を打つ場合と、
カナモードの使い分けができれば
数字と記号が入力できるようになります。

キーをそのまま押すと、左下に刻印された文字が入力されます。

最上段のキーを見てください。
数字と記号が並んでますよネ。
これらのキーをそのまま押せば、
数字の1~0を入力できます。
さらに、3つの記号 -(ハイフン)・^(ベキ)・\(エン)も入力できます。


最上段の数字は、SHIFTなしで入力

キーボードの右側には、記号キーがかたまっています。
これらも、そのまま押すと、
左下の記号が入力されます。

こっちの記号も、そのまま入力

一番右下にある”\”(バックスラッシュ)だけは、ちょっと例外です。
このキーを押しても”\”(エンマーク)が入力されます。

[SHIFT]キーを押したままで、他のキーを押すと
左上の刻印の文字が入力されます。

[SHIFT]キーを押しながらだと、左上の記号を入力

この際ですから、どんな記号があるか、
ある程度覚えてしまいましょう。
でも、全部を丸暗記する必要はないと思います。
だいたいの場所がわかれば、
いつでも探し出せるからです。

『』や句読点など、
日本語でよく使う記号は、
右側に刻印されているので、カナモードで入力します。
でも、ローマ字入力を利用している人にとっては
カナモードにいちいち切り替えるのは面倒ですよね。
そこで、日本語変換を利用するのです。
これなら、日本語の記号がスムーズに入力できます。

ただし、これらの技術は
元々スッキリした形で開発された訳ではなく
古い技術に接ぎ木するように発展してきたので
ほうぼうギクシャクしています。

全角と半角。

先ほども説明したように、PC-9801の頃から、パソコンでも
漢字やひらがなが入力できるようになりました。
でも、それと同時に半角と全角も登場したのです。

パソコンで入力する文字には
全角と半角の2種類があります。
もう一度、前回の一覧表を見てみましょう。
ひらがなと漢字は、全角しかありませんが
英数字とカタカナは、全角と半角の両方があるのです。

全角と半角の違いは、入力する手段の違いではなく
入力された結果の違いです。
キーボードの仕組みとは、直接には関係ありません。

コンピュータの内部で、文字は番号に置き換わります。
モールス信号のような、単純なパターンになっているのです。
(このような番号を文字コードと呼びます)
例えば「あ」という全角ひらがなは”82A0″に、
「阿」という全角の漢字は”88A2″という番号に
置き換わります。
「あ」という文字を入力すると言うことは
“82A0″という番号を入力するコトなのです。

カタカナと英数字の場合を見てみましょう。

カタカナと英数字の文字コード

全角の文字は、全て4桁の番号に置き換わりますが
半角の場合は、2桁の番号になっていますネ。
つまりコンピュータの内部では、
全角と半角を、全く異なる文字として処理しているのです。

何だか、難しい話題になってきましたネ。
キーボードの歴史を思い出してください。

最初の英語キーボードには、英語しかありませんでしたよネ。
だから、英語の大文字と小文字に、
数字といくつかの記号を加えても
2桁の番号で充分に表現できました。

そこへ、何とか日本語を表示できるようしました。
カナだけなら50文字を追加すれば済みますから、
2桁の番号の中に何とか収まりました。
ひらがなよりも、文字の形がシンプルだったので
カタカナが選ばれました。
こうして、カタカナモードが誕生したのです。

さらにパソコンの性能が上がって
ひらがなや漢字も表示できるようになりましたが
漢字だけで何千文字もあるのですから
2桁の番号では収まるはずがありません。
そこで、番号を4桁に増した全角文字が登場したのです。

キーボードの歴史と文字コードの関係

このように、全角と半角は
コンピュータの内部では、まったく異なるモノですが
普段は、自由に混ぜ合わせて使うことができます。
実際に使っていても、
全角と半角の違いを意識するコトは
あまりありませんよネ。

でも、幾つかの場面では、
この2つをちゃんと使い分けなくちゃいけません。

まずインターネットでは
半角カタカナは使えません。
メールの文章に半角カタカナが混じっていると
正しく送れず、文字が化けてしまうのです。
ホームページの掲示板に書き込む場合も
文字化けします。
これは、インターネットが、
半角カタカナの2桁の番号を無視するからです。

「自分は日本語しか使わないから、全角ひらがなだけで良いヨ」
そんな人もいるかも知れませんが
残念ながらそうは行きません。
日本語しか入力しない人でも
メールアドレスやパスワードなど
英数字を入力するコトはありますよネ。
こういう場合、コンピュータが受付けるのは
半角英数だけです。
間違って全角英数で入力してもはじかれてしまいます。

では、全角と半角をどんなふうに使い分けると良いでしょう?
私の提案はこうです。

カタカナ
半角カタカナは使わない
必ず全角カタカナを使う

英数字
英数字は、必ず半角を使う
こちらは、全角英数を使わない

日本語入力機能で、打ち分けるコトができます。
日本語入力のツールバーで切り替えるのです。

日本語入力を切り替えて
半角英数にすると、キートップの左側の文字が入力されます。
このとき、文字の種類は半角英数字になります。
数字や”!,-,¥”などの記号も
半角英数字です。

もっと簡単に、全角と半角を打ち分ける方法もありますが
それは後ほど説明します。
まずは、全角と半角を区別するコトから始めましょう。

ワープロなら、フォントにMSゴシックを選ぶと
この違いがはっきりわかりますヨ。

日本語の記号を入力する。

日本語変換を使ってローマ字で入力する場合は、
カナモードではなく、英語モードで入力しています。
キートップの左側の刻印しか見ていないのです。
だから、日本語変換をオンにしたまま数字キーを押すと
そのまま数字が入力されます。
[1/!]キーを押すと、”1″と入力されるんですね。

同じく、日本語変換をオンにしたまま
[SHIFT]キーを押しながら、数字キーを押すと
左上の文字が入力されます。
[SHIFT]+[1/!]キーで、”!”が入力されます。

日本語で伸ばす音(長音)の記号に、横棒”ー”を使いますよね。
この記号は、数字の”0″の右側にあります。
キートップの左下に書いてあるので
そのまま押せば、入力されます。

これには、いくつか例外があります。
日本語で良く使う記号があるからです。
句点”。”や読点”、”や括弧”「」”など、
しょっちゅう使いますよネ。

これらの記号は、キートップの右上に表示されているので
本来ならカナモードで入力するのですが、
日本語変換がオンの時は、
カナモードでなくても、
[SHIFT]キーを押さなくても入力できます。
次の5つのキーです。

この5つのキーは、日本語変換オンだと
右上の日本語の記号を入力だネ

句読点については、
第3章「ローマ字を入力しよう」でも紹介しましたネ。

さて、これらのキーには、
さらに変則的です。
[SHIFT]キーといっしょに押すと
左上の記号が入力されるのです。

[SHIFT]キーを押しながらだと
左上の記号を入力なんだ!

[SHIFT]キーといっしょに押す場合は
あくまで左上の文字が入力されるのです。

では、左下の文字を入力したい時には
どうすればいいでしょう。
その場合には、ファンクションキーを使います。

ファンクションキーで切り替える。

日本語変換では、
英語とカナ、半角と全角を
ファンクションキーで切り替えます。
ファンクションキーというのは、
キーボードの上部にある
[F1]~[F12]キーのコトです。

キーの割り当ては、次のようになっています。

例えば、「あいうえお」(aiueo)と入力してから
[F7]~[F10]キーを押すと、次のように変換されます。

ファンクションキーで文字が変わる

 

ファンクションキーを使った変換の特徴は、
入力した後に変換内容を決める点にあります。
入力する前に、英数字とかカタカナに
切り替えるのではありません。
こうすると、文章を入力しながら
途切れることなく、日本語とカタカナと英語を入力できるのです。

入力の前に種類を決める方法だと
何度もモードを切り替えなくちゃいけません。
モードを元に戻すのを忘れるコトもあるでしょう。
後から種類を決める方法だと
切り替え操作が、ぐっと少なくなるのです。


入力前と入力後の回数の違い

もっともカタカナの場合は
日本語変換が外来語を見分けて
自動的にカタカナにしてくれるので
あんまり心配しなくても良いかも知れません。
(でも、人の名前とか固有名詞は、
やっぱり自分で変換しなくちゃいけない)

Part5で、カタカナと英語の変換方法を紹介しました。
あの時も、このファンクションキーを使っていました。
文章を入力する時には、
全角カタカナと半角英語だけ使うのが良いと思います。
そのため、使うのは[F7]キー(全角カタカナ)と
[F10]キー(半角英語)だけになります。

ファンクションキーで目的の文字に変換したら、
日本語変換の途中ですから、
[Enter]キーで確定しましょう。

さて、前回の宿題もコレでわかったと思います。
日本語変換を使って
キートップの左下の記号を入力するには
[F10]キーで、半角英数に変換するのです。

キーを押してから[F10]キーを押すと
左下の記号が入力できるヨ

練習問題

では、久しぶりに
ちょっと多めの練習をやってみましょう。
以前に登場したカタカナと英数字の文章です。

No 問題
1 ここすうかげつのきょうどうせいかつは
ここ数ヶ月の共同生活は
2 ほーむずがいうほどにひまだったわけではない。
ホームズが言うほどに暇だったわけではない。
3 このきかんにつけたのーとをめくってみれば、
この期間につけたノートをめくってみれば、
4 ぜんだいとうりょうむりろのぶんしょじけんがおさめられているし、
前大統領ムリロの文書事件が収められているし、
5 あのおらんだきせんふりーすらんどじけんという
あのオランダ汽船フリースランド事件という
6 しょうげきてきなじけんもある。こうしゃのじけんでは、
衝撃的な事件もある。後者の事件では、
7 われわれまであやうくいのちをおとしそうになったのだ。
我々まであやうく命を落としそうになったのだ。
8 sendmailのてんそうきのうはつかえない。
Sendmail の転送機能は使えない。
9 snarkはねっとにつないでないときも
snark はネットにつないでないときも
10 IPあどれすもこていされてないからね。
IP アドレスも固定されてないからね。
11 SLIPせつぞくけいゆでてをのばして、
SLIP 接続 経由で手をのばして、
12 めーるをろーかるましんにひっぱってきてくれる
メールをローカルマシンに引っ張ってきてくれる
13 そんなそふとがほしかったわけだ。
そんなソフトがほしかったわけだ。
14 そういうそふとがあるのはしっていたし
そういうソフトがあるのは知っていたし
15 そのほとんどが POPーPost Office Protocol
っていう
そのほとんどが POPーPost Office Protocol っていう
16 かんたんなあぷりけーしょんぷろとこるをつかってることもしってた。
簡単なアプリケーションプロトコルを使 ってることも知ってた。
17 そして、たしかにlockeのBSD/OSには、
そして、確かに locke の BSD/OS には、
18 ちゃんとPOP3サーバソフトがふくまれているではないの。
ちゃんと POP3 サーバソフトが含まれているではないの。


このボタンを押すと、入力した内容をすべて消します。
もう一度、はじめから練習したい時に押しましょう。

著者名 : ドイル、アーサー・コナン
(アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle)
訳者名 : 枯葉
書籍名 : ノーウッドの建築家
原本 : “The Return of Sherlock Holmes”所収 “The Adventure
of the Norwood Builder”
底本の親本 :
入力者名 : 枯葉
校正者名 :
著者名:レイモンド・エリック・S
(エリック・S・レイモンド Eric S. Raymond)
訳者名: 山形浩生 YAMAGATA Hiroo
書籍名:伽藍とバザール
原本:The Cathedral and the Bazaar
1999/07/30版、1999/08/16訳更新, 2000年5月2日更新

キーボードにない記号は。

パソコンでは、色んな文字を使います。
そのため、たくさんの文字が入力できるようになっています。

すでに紹介したように、初期のパソコンには表示できない文字がありました。
そんな文字を入力する方法もありませんでした。
それが、少しづつ使える文字が増えていって
現在では、普段使うほとんどの文字を扱えるのです。

キーボードと日本語変換を使うと、これらの文字がほとんど入力できます。
キートップに刻印された文字なら、キーボードで入力できますし、
「ひらがな」や「カタカナ」「漢字」は日本語変換で入力できます。

では、キーボードにない記号はどうすれば良いでしょうか。
これも、日本語変換で入力できます。
例えば「※」マーク。これは”こめ”(kome)と入力して変換すれば良いのです。

記号は、日本語変換で入力ネ

.

このように、その記号の読みを入力して、日本語変換で変換すれば
色々な記号を呼び出すことができます。

もう少し例を見ていきましょう。

書類を使うときには、「2~3日」なんて書きますよネ。
この「~」は、”から”(kara)で入力します。

この他に、”℡”(でんわ)・”(株)”(かぶ)・”〒”(ゆうびん)なんて記号が入力できます。

また色んな種類のカッコは、普通のカッコ”「」”から変換します。
これは、”かっこ”(kakko)と入力して変換してもOKです。

これは全角のカッコ

数字で、①②③なんて表示したい場合は、
数字を入力して変換します。
例えば、”1″を変換すると”①”になるのです。

これも全角の数字だヨ

.

文章の先頭に、マルや四角を書きたいときは、
そのまま”まる”(maru)を変換すれば「●」や「◎」「○」が入力できます。
“しかく”(sikaku)を変換すれば、「■」「□」「◆」が入力できるのです。

また、難しい漢字も読み方を知っていれば簡単です。
例えば、同じ漢字を繰り返す記号「々」をどうやって入力しますか。
これは、”うんぬん”(unnunn)とか”ひさびさ”(hisabisa)と入力して
それを漢字に変換してから、余分な文字を消すのが手っ取り早いです。

で、余分な漢字を削除する

文字の種類まとめ。

このPartでは、キーボードの使い方を詳しく説明してきました。
発展の歴史にそって細かな機能まで説明したので、
細かすぎて、ちょっとややこしかったかも知れませんネ。
そこで、現実的な使い方に合わせて整理してみましょう。

まずパソコンでは、キーボードと日本語変換を組み合わせて
色んな文字を入力するんでした。
この時、キートップの左側に印字された英語を見ながら
入力していきます。
ローマ字変換では、右側はあまり使いません。
日本語変換は、読みとったローマ字を漢字やひらがなに変換します。

だから、キーボードの動作と、日本語変換の働きの両方を
理解しなくちゃならないんです。

入力と変換の流れは、結局こーいうコト

数字や記号は、キートップの刻印どおりに入力されます
この時、そのままキーを押すと、
キートップの左下に表示された文字が入力できます。
[SHIFT]キーといっしょに押すと、左上の文字が入力できます。

数字は、キーボードの一番上段にありますネ。
[1/!]キーをそのまま押すと、数字の”1″が入力されます。
[1/!]キーと[SHIFT]キーを同時に押すと、”!”が入力されるのです。

よく使う記号の位置を確認しておきましょう。
記号は、最上段か右側に固まっています。
完璧に覚えなくても、だいたいの位置がわかれば
探し出すのが、ものすごく早くなりますヨ。

キーボードのカナモードは、めったに使わないので、
キートップの左側ばかり見ていけば、済むコトになります。

これには、ちょっとだけ例外があります。
キーボードの右手側にある日本語の記号を入力する場合です。
次の5つ記号は、日本語変換がオンになっていると
キートップの右上の記号が入力できます。
英語モードでもそのまま入力できるのです。

日本語変換オンで、この記号はそのまま入力

さて、パソコンで扱う文字には、全角と半角の違いがありました
同じ英数字・カタカナでも、2種類の文字があるのですが、
英数字は必ず半角に、カタカナは全角にするのが良いでしょう。
[F7]~[F10]キーを使うと、英数字やカタカナに一発で変換できます

カタカナは全角に、英数字は半角がおススメ

さきほど、日本語記号に5つの例外がありましたよね。
この5つは、キートップの右側に印字されていますが、
日本語変換がオンになっていても、そのまま入力できました。

同じキーで、左上側にある記号を入力するには、
[SHIFT]キーといっしょに押します。
例えば、”?”を入力するには、
[?/め]キーを[SHIFT]キーといっしょに押すのです。

日本語変換オンでも、[SHIFT]キーでこの記号を入力

同じキーの左下の記号を入力するには、
そのキーを押した後で、[F10]キーを押して半角英数に変換します。
例えば、”/”を入力するには、
[?/め]キーを押した後で、[F10]キーを押すのです。

こっちは、そのキーを押した後で[F10]キーで変換

キーボードにない記号を入力するには
その記号の読みを、そのまま入力して変換します。
“※”マークは、”こめ”(kome)と入力するのです。
この他にも、”℡”(でんわ)・”(株)”(かぶ)・”〒”(ゆうびん)
なんて記号が入力できます。
“々”は、”云々”(うんぬん)と入力してから、
余分な文字を削ってやりましょう。

ちなみに、こういうキーボードにない記号は、すべて全角漢字です。

このような色々な記号の入力方法は、どうしてもややこしくなりがちです。
でも最初から、全部を身につける必要はありません。
自分が使いそうな記号から順番に覚えていけば良いでしょう。
ローマ字の組み合わせと同じように、
いつでもカンニングできるように準備しておけば良いのです。

[F7]~[F10]キーは頻度が高いので、
キーボードにシールを貼るのも良いですネ。
あとは、色々な文章をたくさん入力しているうちに
徐々に身について行くはずです。

では、続いて、「Part8. 日本語入力の仕組み」に進みましょう。