Photographer wrhowell
ITmediaに掲載されていた記事(8月掲載)。情報システムの人向けに、ソフトウェアライセンスの管理実務を解説しています。分かりやすいです。実例についても、こんなふうに紹介しています。
『違法コピーと知りながら使用していた予備校に対して、1億1400万円の違法コピー損害賠償を請求された事例がある。』
たしかに、2000年に法律系予備校が提訴されるという事件がありました。これは、のちに和解して8500万円の損害賠償を払ったそうです。法律系予備校というところが、かっこ悪いです。あと、専門学校でも、やっちゃたところがあります。
ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)のWebサイトに、多数のプレスリリースが掲載されています。現在も、どしどしとタレこまれているようです。
- 2001-05-16:東京地裁、ソフトウェアの組織内不正コピーによる著作権侵害を認める初の判決|BSA
- 2006-03-13:那覇地裁、専門学校に証拠保全を実施|BSA
- BSA|ビジネス ソフトウェア アライアンス
エンドユーザであれば、こういうときオープンソースソフトウェアを使うことで、大いにソフトウェアライセンスの購入と管理コストを削減できます。一方、ソフトウェア開発企業であれば、オープンソースライセンスを尊守という活動が必要になります。どちらにしろ、ソフトウェアライセンスについて、きちんとした理解が欠かせませんね。