日経コンピュータ最新号の特集記事。2007年7月9日号の特集「Excelレガシー」がさらにパワーアップ(予想)。今回は、Excelだけでなく、ワード・パワポにロータスノーツも取り上げて、それを切り捨てるのではなく、活かす手法を紹介しているそうです。Webで、一部を読むことができます。
「Microsoft」カテゴリーアーカイブ
マイクロソフトがOOXML敗北宣言?
スラッシュドットにひっそりと公開された記事。元ネタはinquirer。ODFが勝ったのは明白だけど、OOXMLをあきらめないよ、かな。マイクロソフトのnational technology officerであるStuart McKee氏の発言だそうです。
- スラッシュドット・ジャパン | マイクロソフトがOOXMLの敗北を認める
- ‘ODF has clearly won,’ says Microsoft exec
But that doesn’t mean it’s giving up on OOXML
XPへのダウングレードはしないでください
Photographer broterham
マイクロソフトさんが、ダウングレード戦略を変更したとか。本当ですか? 記事では、デルからの発表だと言っています。マイクロソフトの説明は変わっていません。
- Technobahn:XPへのダウングレードはしないでください、Vista普及でマイクロソフトが新手の戦略
- マイクロソフト:Microsoft Windows Vista : Windows Vista のダウングレード権
こっちは、古い記事。2007年8月ITproのダウングレード解説
マイクロソフトさんによる、記事広告なのか?
Photographer drp
最近、「XPの寿命はまだ来ていないヨー」というような提灯記事が目立っていないかい。マイクロソフトは、ダウングレードを用意している。だから、Vistaを買ってダウングレードすればいい。安心して使い続けろ・・・というようなまとめが多く感じる。
- ITpro:XPの寿命は6年先
- ITpro:Windows XPを取り巻くうわさに注意
Windows XPの通常販売は6月末まで,サポートは2014年4月まで - Techinsight Japan:マイクロソフト・オフィスを捨てられない3つの理由
本当にそうか。だったら、マイクロソフトはXPを安く売れば良いんじゃないのか。まあ、そうすると、サポート期間をまた延長しなくちゃいけないんだろうけれど。そんなふうにマイクロソフトに鼻ずらを引きずり回されるんだったら、その寿命を考慮して、いまから移行方法を検討するのが良いと思うぞ。
まずは、OpenOffice.orgとFirefox/Thunderbirdで練習すれば、Linuxにだってそれほど手間をかけずに移行できそう。
- @IT:低価格PC向けに2010年まで-またまた延びるWindows XPの寿命
- @IT:2009年から2014年までに5年間延長 – 「ウチはVistaでなくてもイイ!?」、XPのサポートをMSが5年延長 2007年1月の記事
- マイクロソフトの発表資料(英語)
PS.
WindowsXPが変えなくなるという情報を整理している記事もあった。
OOXMLの標準化騒動、まだ続いてました
南アフリカ以外に、ブラジル、インド、ベネズエラが反対声明を発表だそうです。
いつものごとく、ITproの高橋さんの記事が、よくまとまっています。
- ITpro まだ終わらないオフィス文書フォーマットの国際標準化
- スラッシュドットマイクロソフトの「OOXML」の標準化に発展途上国が反対
Microsoft Officeのファイルを読み書きできる100%Pure Javaライブラリ
Photographer ‘SeraphimC
Apache POIというのがあるんだそうです。WordやExcelなどMicrosoft Officeのファイルを読み書きするための100%Pure Javaライブラリです。サーバーサイドでOpenOffice.orgを動かしてもいいんだけれど、ファイルを変換するだけなら、こういうライブラリでも良いかもね。
マイクロソフト、ドキュメント共有サービス「Office Live Workspace」日本語版をスタート
Photographer malik williams
ワードやエクセルやパワポのファイルを共有するためのWebサービス。ファイル容量は500MBまで。変更履歴を1だけ残せる。保存したドキュメントは、HTMLに変換されてブラウザで閲覧できるほか、文書にコメントも付けられる。ただし、Webオフィスツールではないという。マイクロソフトのインフォメーションワーカービジネス本部 横井 伸好氏は、これがMicrosoft Officeをオンラインで提供するものではないと強調。あくまでOfficeの価値を高めるものであって、Officeのユーザーに対してその使い勝手や利便性をネット側から補完/拡張するものだとしている。
ふむ。その主張は、よく理解できる。Webオフィスが注目を集めているけれど、本当に必要なのはこういう共有サービスだと、私も思います。でも、それをMicrosoftさんが言ってもねぇ。Microsoft Officeの売り上げを守ろうとする保身にしか見えないよね。Microsoft Officeは無料にして、こういう共有サービスを提供するためのインフラを製品化したら良いのに(^^