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Microsoft Office、家庭を狙う!

マイクロソフトが、家庭でのOffice利用ニーズの掘り起こしを狙うキャンペーンを始めるそうです。南明奈さんを起用した動画を、「オフィス2007でヒーローになろう」劇場というWebサイトで、6月まで公開。

フリーソフトウェアのOpenOffice.orgへのけん制という見方もできるが「家庭でOpenOfficeを使っているという話はあまり聞かない」(同氏)ため、特に意識はしていないようだ。ただし、OpenOfficeへのユーザー流出の予防策という意味合いはあるとしている。

タレント起用も:パワポで年賀状づくりを――マイクロソフトがOfficeの販売戦略を転換 – ITmedia エンタープライズ

ちなみに、ITmediaの記事では関連記事として、「MS Officeの禁止令は出さない:「コスト削減以外の目的がないと成功しない」――住友電工がOpenOffice.orgを採用した理由 (1/3) – ITmedia エンタープライズ」が表示されていて、これがMicrosoftの記事よりアクセスランキングが上になっています(^^


Microsoft Math、日本語版が登場

Microsoft Mathという数学の学習支援ソフトが登場したそうです。窓の杜によると、

本ソフトは、主に中学生から高校生および大学生の初級レベルをターゲットに機能を絞り、簡単な操作で数学・科学の問題を解いたり、数式をグラフ化してイメージとして学習できるのが特長。すでに世界50カ国以上で販売されており、今回初めて日本語版が発売された。

だそうな。

日本語体験版は、30日間使用可能。スクリーンショットを眺めた感じでは、OpenOffice.orgのMathに似ている(本当は、逆だったりして)。さらに、グラフ機能もあり!

追記:スラッシュドットへの投稿あり。

MS 製数学教育ソフト,ついに日本語版登場 – スラッシュドット・ジャパン


Microsoft Office2007のODFサポートは?

Interopérabilité @ J&Bisc family
Photographer Môsieur J.

各種Webサイトでニュースになっています。

Microsoft Office2007では、来年前半にODF対応を提供予定と言っていたれど、その相互運用性を高めるための実装情報を公開したもの。ODF以外では、PDF/A(PDF 1.4をベースにしたISO標準)、XPS(XML Paper Specification)の実装情報を合わせて公開している。OOOXMLの実装情報も数週間以内に公開するとしている。

実装情報とプレスリリース、Q&Aはこちら。

Microsoftが、こういう情報を積極的に公開するようになったのは、すごいね。誰か、この実装情報がOpenOffice.orgなんかとの相互運用に耐えうるものになっているか、検証してくれないかな。


Windows IISにオープンソースソフトウェアをインストールするコンテスト

DELLのハードウェアがもらえるそうです。アイデアが素晴らしい。

インストールマニアックスとは
インストールマニアックスとは、技術者が卓越した技術を競い合う、競技コンテストです。
今回のINSTALL MANIAX 2008では、選ばれた限定100名の技術者が与えられた器材を使い、
できるだけ多くのOSSインストールを行い、その評価点を競います。
競技終了後、審査が行われ、優秀な成績を残した上位3名には、なんと、
マイクロソフトUS本社が見学できるツアーをプレゼント!
また、上位3位に入れなかった場合も、貸出したハードウェアおよびOSは審査終了後、
100名の参加者全員にプレゼント!
我こそはと思う技術者の方、ちょっと自信のない方も、皆様の奮っての応募をお待ちしております。』


ソフト違法コピーすれば、損害賠償1億円も!

still here.
Photographer wrhowell

ITmediaに掲載されていた記事(8月掲載)。情報システムの人向けに、ソフトウェアライセンスの管理実務を解説しています。分かりやすいです。実例についても、こんなふうに紹介しています。

『違法コピーと知りながら使用していた予備校に対して、1億1400万円の違法コピー損害賠償を請求された事例がある。』

たしかに、2000年に法律系予備校が提訴されるという事件がありました。これは、のちに和解して8500万円の損害賠償を払ったそうです。法律系予備校というところが、かっこ悪いです。あと、専門学校でも、やっちゃたところがあります。

ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)のWebサイトに、多数のプレスリリースが掲載されています。現在も、どしどしとタレこまれているようです。

エンドユーザであれば、こういうときオープンソースソフトウェアを使うことで、大いにソフトウェアライセンスの購入と管理コストを削減できます。一方、ソフトウェア開発企業であれば、オープンソースライセンスを尊守という活動が必要になります。どちらにしろ、ソフトウェアライセンスについて、きちんとした理解が欠かせませんね。


マイクロソフトが、節約したいなら無料ソフトより有償ソフトが有利と、主張しているだと?

日経ITproに載っていた記事。元は、Windows IT proの記事らしい。Microsoftが、OpenOffice.orgに対抗して「OSSに移行すると見えないコストがかかる。有償ソフトを購入したほうが安上がり」と、具体的な事例を上げて説明しているんだとか。

うーむ。元のキャンペーン記事はどこにあるのか分からなかったので、読んでいないのだけれど、もっと違うポイントを気にかけたほうがいいんじゃないだろか。

  • OpenOffice.orgの運用とLinuxの運用をゴッチャにしている。単に、Windows版のOpenOffice.orgを導入すれば良かったのに
  • MicrosoftのOfficeが持つバージョン間の(隠れた)非互換性のコストを無視しているゾ。多くの人が、それを避けるために2003を使い続けているのではないのかい。

もと記事へのリンクも貼ってないし、Windows IT proでも見つけられませんでした。どうして、こんな記事が翻訳されたんだろ?

PS.
あ、でも総合ランキングで8位に。これも「有名性」(マイクロソフト) x 「ニュース性」(無料ソフトに対抗) x 「ひっくり返し」(有償ソフトが有利と実例を挙げて主張)かもね。


OOXMLのISO標準化、正式交付へ

Watercolor - Thank you so much
Photographer fofurasfelinas

Microsoftが推し進めてきたOOXMLのISO化。いくつかの国から異議申し立てされていましたが、それが却下されたそうです。